デスラノシド

出典: meddic

deslanoside
deslanosidum
デアセチルラナトシドC deacetyllanatoside C、デスアセチルジギラニドC desacetyldigilanide C
ジギラノゲンデスラノシン
ジギトキシンラナトシドC


和文文献

  • TDXジゴキシン測定用試薬による血清中デスラノシド濃度の測定
  • 喜屋 武典,大城 進,亀谷 浩昌,藤本 勝喜,赤崎 満,古謝 景春
  • 病院薬学 19(1), 18-23, 1993-02-20
  • The use of a reagent for digoxin assay of fluorescence polarization immunoassay with TDX analyzer in the determination of serum deslanoside concentration was studied. Deslanoside calibrators with the …
  • NAID 110001798901
  • ジギタリス配糖体大量投与時のイヌ心房筋および心室筋ジギタリス濃度
  • 多田 昭博,北沢 光幸,全田 浩,小林 三世治,下鳥 正博,千葉 茂俊
  • 信州医学雑誌 33(1), 13-16, 1985-02-10
  • NAID 120002011148

関連リンク

注射液. デスラノシド. R. ジギラノゲン注0.4mg. 日本標準商品分類番号. 872113. ※ ※劇薬,処方せん医薬品注) ! " 承認番号. 21900AMX01621. 薬価収載. 2007年 12月. 販売開始. 1955年3月. 再評価結果. 1974年7月. ※※2010年6月改訂(第8 版) ...

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3.ジギタリスの発掘は画期的 腎不全でカルシウム低下心臓病などの薬にも使われて eBook Price(ダウンロード販売 デスラノシド deslanoside

添付文書

薬効分類名

  • 強心利尿剤

販売名

ジギラノゲン注0.4mg

組成

成分・分量[1管(2mL)中]

  • デスラノシド0.4mg

添加物[1管(2mL)中]

  • エタノール0.2mL,グリセリン0.35g

禁忌

  • 房室ブロック,洞房ブロックのある患者[刺激伝導系を抑制し,房室伝導の遅延をもたらすためこれらを悪化させる.]
  • ジギタリス中毒の患者[中毒症状が悪化する.]
  • 閉塞性心筋疾患(特発性肥大性大動脈弁下狭窄等)のある患者[心筋収縮力を増強するため,左室流出路の閉塞を増悪し,症状を悪化させる.]
  • ジスルフィラム,シアナミドを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • 本剤の成分又はジギタリス剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

  • 次の疾患にもとづくうっ血性心不全(肺水腫,心臓喘息などを含む)
  • 先天性心疾患,弁膜疾患,高血圧症,虚血性心疾患(心筋梗塞,狭心症など)
    肺性心(肺血栓・塞栓症,肺気腫,肺線維症などによるもの)
    その他の心疾患(心膜炎,心筋疾患など),腎疾患,甲状腺機能亢進症ならびに低下症など
  • 心房細動・粗動による頻脈,発作性上室性頻拍
  • 次の際における心不全及び各種頻脈の予防と治療
  • 手術,急性熱性疾患,出産,ショック,急性中毒

デスラノシドとして,通常,成人に対して

急速飽和療法(飽和量:0.8〜1.6mg)

  • 初回0.4〜0.6mg,以後0.2〜0.4mgを2〜4時間ごとに静脈内(または筋肉内)注射し,十分効果のあらわれるまで続ける.ただし,筋肉内注射は疼痛を伴う.

比較的急速飽和療法

  • 1日0.4〜0.6mgを静脈内(または筋肉内)注射し,十分効果のあらわれるまで2〜4日間続ける.ただし,筋肉内注射は疼痛を伴う.

維持療法

  • 1日0.2〜0.3mgを静脈内(または筋肉内)注射する.ただし,筋肉内注射は疼痛を伴う.

デスラノシドとして,通常,小児に対して

急速飽和療法

新生児・低出生体重児

  • 1日0.03〜0.05mg/kgを3〜4回に分割,静脈内(または筋肉内)注射する.

2歳以下

  • 1日0.04〜0.06mg/kgを3〜4回に分割,静脈内(または筋肉内)注射する.

2歳以上

  • 1日0.02〜0.04mg/kgを3〜4回に分割,静脈内(または筋肉内)注射する.
  • 一般に2日で飽和し以後維持量とする.ただし,筋肉内注射は疼痛を伴う.

維持療法

  • 飽和量の1/4を静脈内(または筋肉内)注射する.ただし,筋肉内注射は疼痛を伴う.
  • 飽和療法は過量になりやすいので,緊急を要さない患者には治療開始初期から維持療法による投与も考慮すること.

慎重投与

  • 急性心筋梗塞のある患者[心筋収縮力増強により心筋虚血を増悪させるおそれがある.]
  • 心室性期外収縮のある患者[中毒が発現した場合鑑別ができないおそれがある.]
  • 心膜炎,肺性心のある患者[少量で中毒を起こすおそれがある.]
  • WPW症候群のある患者[副伝導路の伝導速度を速め,不整脈が増悪するおそれがある.]
  • 電解質異常(低カリウム血症,高カルシウム血症,低マグネシウム血症等)のある患者[少量で中毒を起こすおそれがある.]
  • 腎疾患のある患者[本剤の排泄が遅延し,中毒を起こすおそれがある.]
  • 血液透析を受けている患者[本剤の排泄が遅延する.また,透析により,血清カリウム値が低下する可能性があるため,中毒を起こすおそれがある.]
  • 甲状腺機能低下症のある患者[ジゴキシンの血中濃度が高くなることが報告されており,本剤の作用が増強するおそれがある.]
  • 甲状腺機能亢進症のある患者[ジゴキシンの血中濃度が低くなることが報告されており,本剤の作用が減弱するおそれがある.]
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重大な副作用

ジギタリス中毒

  • 次のような中毒症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には減量又は休薬し,改めて少量より再投与を開始するなど適切な処置を行うこと.

消化器

  • 食欲不振,悪心・嘔吐,下痢等

循環器

  • 不整脈,頻脈,高度の徐脈等

  • 視覚異常(光がないのにちらちら見える,黄視,緑視,複視等)

精神神経系

  • めまい,頭痛,失見当識,錯乱等

薬効薬理

心臓に対する作用

心筋収縮力増強作用4)5)

  • 心筋に直接作用して,収縮力増強作用を示す(イヌ).

徐脈作用5)6)

  • 心刺激伝導系を抑制し,不応期を延長する直接作用及び迷走神経刺激作用による.

抗不整脈作用6)

  • 迷走神経を切断した動物(イヌ)に起こした心房粗動の頻度を減少させ,正常な洞リズムに回復させる.

利尿作用

  • 強心作用の二次的結果として,利尿効果がみられる5)が,腎への直接作用を示唆する報告もある(家兎)7)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • デスラノシド Deslanoside

化学名

  • 3β-[β-D-Glucopyranosyl-(1→4)-2,6-dideoxy-β-D-ribo-hexopyranosyl-(1→4)-2,6-dideoxy-β-D-ribo-hexopyranosyl-(1→4)-2,6-dideoxy-β-D-ribo-hexopyranosyloxy]-12β,14-dihydroxy-5β,14β-card-20(22)-enolide


分子式

  • C47H74O19

分子量

  • 943.08

性状

  • デスラノシドは無色〜白色の結晶又は結晶性の粉末で,においはない.無水ピリジンに溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,エタノール(95)に溶けにくく,水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない.吸湿性である.



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