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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/02/19 15:38:43」(JST)
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「セルフコントロール」のその他の用法については「Self Control」をご覧ください。 |
セルフコントロール(Self-control)とは、自己の意思で感情や欲望を抑制する自制心のこと[1]。克己(こっき)、自制(じせい)とも。より学術的な定義としては、「直接的な外的強制力がない場面で自発的に自己の行動を統制する」行動プロセス[2][3][4]、あるいは「自身の行動を指令どおりにしたり自身の衝動を抑制・抑止したりする能力。短期的利得が長期的損失あるいは(短期的利得以上に得られる)長期的利得と対立する状況下、長期的結果を選ぶ能力」[5][6]。
具体例
ひきこもりと発達障害の関連性を示す特徴の一つとして、感情や情動のセルフコントロールが困難であるために些細なことで気分が不安定になって落ち込んだり、腹を立てたり無気力になるといった傾向があげられている[7]。
出典
- ^ 松村明監修、セルフコントロール「デジタル大辞泉」『コトバンク』朝日新聞社/VOYAGE GROUP、2014年12月26日閲覧
- ^ 杉若弘子「できない,でも(少しは)できるようになりたい:セルフ・コントロールの臨床心理学」『心理臨床科学』1巻、1号、2011年、17-20頁、NAID 120004108500
- ^ 杉若弘子『セルフ・コントロールの実験臨床心理学』風間書房、2003年、ISBN 4759913556
- ^ C. E. Thoresen and M. J. Mahoney, Behavioral Self-control, New York: Holt, Rinehart & Winston, 1974, ISBN 0030915228
- ^ 藤野京子 「セルフコントロールの概念をめぐって ─ Gottfredson & Hirschi の Self-Control についての心理学的視点からの検討 ─」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第1分冊、2013年2月26日
- ^ G. R. VandenBos, APA Dictionary of Psychology, Washington, DC: American Psychological Association, 2006
- ^ 星野仁彦 「ひきこもりと発達障害」『ひきこもり支援者読本』 内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室、2011年
UpToDate Contents
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Japanese Journal
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- 英
- control、control
- 関
- 規制、管理、支配、制御、対照、調節
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- 英
- self
- 関
- 自己、自我