セフジトレン

出典: meddic

cefditoren CDTR
セフジトレンピボキシル cefditoren pivoxil CDTR-PI
メイアクト
抗菌薬



  • 第三世代セフェム系抗生物質
  • 経口用セフェム系抗生物質製剤


効能又は効果

メイアクトMS錠100mg

適応菌種

  • セフジトレンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌

適応症

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

薬効薬理

メイアクトMS錠100mg
  • 1. 抗菌作用28~34)
  • (1) セフジトレン ピボキシルは、吸収時に腸管壁で代謝を受けてセフジトレンとなり、抗菌力を示す。
  • (2) セフジトレンは、試験管内でグラム陽性・陰性菌に対し幅広い抗菌スペクトルを有し、特に、グラム陽性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、グラム陰性の大腸菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、クレブシエラ属、プロテウス属、インフルエンザ菌及び嫌気性菌のペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、バクテロイデス属、プレボテラ属等に対して強い抗菌力を示した。また、β-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性インフルエンザ菌(BLNAR)に対しても強い抗菌力を示した。
  • (3) セフジトレンは、試験管内で各種細菌の産生するβ-ラクタマーゼに対して安定で、β-ラクタマーゼ産生株に対しても強い抗菌力を示した。
  • 2. 作用機序28,30,32)
  • セフジトレンの作用機序は細菌細胞壁の合成阻害である。各種細菌のペニシリン結合蛋白(PBP)への親和性が高く、殺菌的に作用する。
  • 3. 実験的感染症に対する治療効果29,30,32)

セフジトレン ピボキシルは、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、大腸菌、肺炎桿菌、プロテウス属等によるマウス実験的感染症に対して、優れた治療効果を示し、また、β-ラクタマーゼ産生株感染に対する治療効果も、類薬と同等もしくは優れていた。

添付文書

  • メイアクトMS錠100mg
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6132015F1037_1_04/6132015F1037_1_04?view=body


UpToDate Contents

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和文文献

  • MS14-2 セフジトレンピボキシル(メイアクト:CDTR-PI)によるアナフィラキシーの1例(MS14 薬物アレルギー,ミニシンポジウム,第24回日本アレルギー学会春季臨床大会)
  • 金子 栄,村田 将,太田 征孝,千貫 祐子,森田 栄伸
  • アレルギー 61(3・4), 496, 2012-04-10
  • NAID 110009482836
  • 韓国における小児市中急性呼吸器感染症から分離した肺炎球菌に対するセフジトレンおよびその他の経口抗生物質の抗菌力
  • KANG JIN HAN,LEE SOO YOUNG,KIM JONG HYUN,HUR JAE KYUN,LEE KYUNG YIL
  • The Japanese journal of antibiotics 63(1), 11-17, 2010-02-25
  • NAID 10026275201
  • セフジトレンピボキシル細粒(メイアクト小児用細粒^【○!R】)の歯科疾患への適応追加
  • セフジトレン・ピボキシル(Cefditoren pivoxil)の単回経口投与後におけるセフジトレン(Cefditoren)の唾液移行について
  • 後藤 哲,那須 文子,小枝 聡子,菖蒲 正宏,川村 仁,茂木 克俊
  • 東北大学歯学雑誌 21(1), 33-37, 2002-06-00
  • We investigated salivary concentrations of the cephem antibiotic cefditoren(CDTR), an activated form of cefditoren pivoxil(CDTR-Pl).CDTFi concentrations in serum and saliva 1,2,3,and 4 hours after a s …
  • NAID 110000408047

関連リンク

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セフジトレンに感性のブドウ球菌属 レンサ球菌属 肺炎球菌 モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス 大腸菌 シトロバクター属 クレブシエラ属 エンテロバクター属 セラチア属 プロテウス属 モルガネラ・モルガニー プロビデンシア属 ...
<類似の抗菌力を示す他の薬剤> Ⅱ.用法・容量 小 児 : 1回3 mg(力価)/Kg、1日3回食後(増減) (錠 剤): 1回100 mg(力価),1日3回食後(増減) 重症又は効果不十分 ...

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添付文書

薬効分類名

  • 経口用セフェム系抗生物質製剤

販売名

セフジトレンピボキシル錠100mg「サワイ」

組成

  • セフジトレンピボキシル錠100mg「サワイ」は、1錠中に日局セフジトレン ピボキシル100mg(力価)を含有する。
    添加物として、カルナウバロウ、クロスカルメロースNa、酸化チタン、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、マクロゴール400、D‐マンニトールを含有する。

禁忌

  • 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者

効能または効果

  • <適応菌種>
    セフジトレンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌
  • <適応症>
    表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
  • 通常、成人にはセフジトレン ピボキシルとして1回100mg(力価)(本剤1錠)を1日3回食後に経口投与する。
    なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる場合は、1回200mg(力価)(本剤2錠)を1日3回食後に経口投与する。
  • 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
  • 高度の腎障害のある患者には、投与間隔をあけて使用すること。(「慎重投与」の項参照)

慎重投与

  • ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
  • 高度の腎障害のある患者〔血中濃度が持続する。〕
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
  • 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者〔ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。〕

重大な副作用

  • (頻度不明)
  • ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線像異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
  • 黄疸、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの著しい上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 無顆粒球症、溶血性貧血があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • セフジトレン ピボキシルは、腸管壁のエステラーゼによって活性体のセフジトレンとなり抗菌力を発揮する。
  • セフジトレンは、グラム陽性・陰性菌に幅広い抗菌スペクトルを示し、特にグラム陽性のブドウ球菌属、肺炎球菌を含むレンサ球菌属、グラム陰性の大腸菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、クレブシエラ属、プロテウス属、インフルエンザ菌及び嫌気性菌のペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、バクテロイデス属などに対し、強い抗菌力を示す。
    また、各種細菌産生のβ-ラクタマーゼに対し安定で、β-ラクタマーゼ産生株にも強い抗菌力を発揮する。
  • 作用機序は細菌の細胞壁合成阻害であり、殺菌的に作用する。

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • セフジトレン ピボキシル(Cefditoren Pivoxil)

略号

  • CDTR-PI

化学名

  • 2,2-Dimethylpropanoyloxymethyl(6R,7R)-7-[(Z)-2-(2-aminothiazol-4-yl)-2-(methoxyimino)acetylamino]-3-[(1Z)-2-(4-methylthiazol-5-yl)ethenyl]-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate

分子式

  • C25H28N6O7S3

分子量

  • 620.72

性状

  • セフジトレン ピボキシルは淡黄白色〜淡黄色の粉末であり、においはないか又はわずかに特異なにおいがあり、味は苦い。メタノールにやや溶けにくく、アセトニトリル又はエタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。


★リンクテーブル★
リンク元百日咳

百日咳」

  [★]

pertussis
pertussis
whooping cough, tussis convulsiva
レプリーゼ細菌マイコプラズマ肺炎

概念

病原菌

潜伏期

  • 7-21日

感染期間

SPE.362
  • カタル期~第4週まで → 抗菌薬投与により感染期間を抗菌薬投与後5日間に短縮できる。

症候

  • 発熱を欠く
  • カタル期:1-2週間:伝染力が強い。鼻汁、咳などの普通感冒様症状が次第に増悪。検査上、白血球増多が見られる
  • 痙咳期:2-6週間:レプリーゼ(連続した咳(staccato)と吸気時の笛音(whoop))。咳発作は夜間に強い。乳児期には無呼吸発作。百日咳顔貌(顔面紅潮、眼瞼浮腫、結膜充血)。重症化で百日咳脳症
  • 回復期:2-3週間:特有の咳が弱まってくる。

合併症

検査

  • 血液検査:末梢血白血球増多(リンパ球優位)、CRP正常
  • 画像検査
  • 胸部単純X線写真:異常なし

診断

  • 確定診断:喀痰・後鼻腔の擦過検体で百日咳菌の分離培養、PCR法による同定、あるいはペア血清による免疫血液学検査による。

鑑別疾患

治療

  • 薬物療法:
  • マクロライド系抗菌薬(エリスロマイシンが第一選択)を7-14日間。カタル期の投与により咳発作を軽減できる。痙咳期の投与により感染期間を5日に短縮できる。(SPE.393)
  • エリスロマイシンの他、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ST合剤も用いられる。
PED.596
SPE.363
  • マクロライド系抗菌薬を7-14日間投与。カタル期から投与すると咳発作を軽減でき、痙咳期の投与により感染期間を5日間に短縮できる。

感染経路

  • 飛沫感染

予防接種


参考

  • 1. 日本の定期/任意予防接種スケジュール(20歳未満)
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule/Imm11-01JP.gif

国試





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