クエン酸鉄アンモニウム

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ferric ammonium citrate
フェリセルツ


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/31 15:13:10」(JST)

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和文文献

  • MRI Body Diffusion Weighted Imageにおけるクエン酸鉄アンモニウム水溶液を用いた消化管アーチファクト消去の試み(臨床技術)
  • 高橋 俊行,加藤 京一,西澤 剛,中澤 靖夫
  • 日本放射線技術學會雜誌 64(5), 573-578, 2008-05-20
  • The clinical usefulness, as well as the advantages and limitations of DWI in the abdomen and pelvis, currently are under discussion. One of the limitations is the artifact from bowel fluid that may ob …
  • NAID 110006685293
  • 鉄含有クッキーにおけるルイボスティーの抗酸化性
  • 人見 英里,三浦 裕美子,三原 香奈,大西 志麻,原 直子,中野 昌俊
  • 日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology 52(12), 594-598, 2005-12-15
  • … クッキーの保存試験では, コントロールクッキーに比べ, 塩化第一鉄, 酵素処理ヘム鉄, クエン酸第二鉄, クエン酸鉄アンモニウムを添加した場合に, 著しく脂質過酸化が促進されたが, さらにルイボスティー熱水抽出物を添加することにより, 酵素処理ヘム鉄以外で, 脂質過酸化を抑制することができた. …
  • NAID 130000052745

関連リンク

解説 クエン酸鉄アンモニウムは、クエン酸の第二鉄塩である。海外でも古くから鉄の強化の目的に使用されてきたクエン酸鉄アンモニウムは、鉄の含量によって褐色系と緑色系があり、色も形もまちまちになっている。
ChemicalBook あなたのためにクエン酸鉄アンモニウム(1185-57-5)の化学的性質を提供して、融点、価格、蒸気圧、沸点、毒性、比重、沸点、密度、分子式、分子量、物理的な性質、毒性 税関のコードなどの情報、同時にあなたは更に ...

関連画像

クエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウム クエン酸鉄アンモニウム CAS No 両方がきれいに溶けたらまぜ  クエン酸 鉄 アンモニウム 18mgクエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウム500g クエン酸鉄アンモニウム

添付文書

薬効分類名

  • MRI用経口消化管造影剤

販売名

フェリセルツ散20%

組成

有効成分

  • 1包(3g)中 クエン酸鉄アンモニウム600mg

添加物

  • 香料、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、炭酸水素ナトリウム、酒石酸

禁忌

  • ヘモクロマトーシスなど鉄過剰症の治療を受けている患者[症状が増悪するおそれがある。]
  • ※本剤の成分又は他の鉄剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

  • ※腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影
  • ・消化管(胃、十二指腸、空腸)造影
  • ・胆道膵管撮影時の消化管陰性造影


  • ※本剤はT1強調画像で造影効果を、T2強調画像で陰性造影効果を示す。

※・消化管(胃、十二指腸、空腸)造影

  • 通常、成人にはクエン酸鉄アンモニウムとして600mg(1包)を300mLの水に溶かし経口投与する。なお、必要に応じて1,200mg(2包)まで増量する。

※・胆道膵管撮影時の消化管陰性造影

  • 通常、成人にはクエン酸鉄アンモニウムとして1,200mg(2包)を150mLの水に溶かし経口投与する。


慎重投与

  • ※消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎、限局性腸炎等の胃腸管疾患を有する患者[鉄が大量に吸収されるおそれがある。消化管粘膜を刺激し、潰瘍や炎症を増悪するおそれがある。]


薬効薬理

  • 本剤は、水溶液中で水プロトン信号をT1強調画像では増強、T強調画像では低下させることによりコントラスト増強効果を発揮する3,4)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • クエン酸鉄アンモニウム

性状

  • 赤褐色、深赤色、褐色又は帯褐黄色の結晶又は結晶性粉末で、においはないか、又はわずかにアンモニア臭があり、塩味及び弱い鉄味がある。
    水に極めて溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
    水溶液(1→20)のpHは5.0〜8.0である。


★リンクテーブル★
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関連記事」「アンモニウム

ferric ammonium citrate」

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クエン酸鉄アンモニウム


フェリセルツ」

  [★] クエン酸鉄アンモニウム


鉄」

  [★]

iron Fe
scissors
ヘモグロビン赤血球血清鉄、iron salts

概念

  • ヘモグロビン、ミオグロビン、およびペルオキシダーゼなどの正常な働きのために必須の元素である。ヒトは一日10-15mgの鉄を摂取しており、そのうちわずか1mgが小腸で吸収される。主に十二指腸でFe2+の形で吸収されるので、胃酸、ビタミンC、クエン酸などによりFe3+→Fe2+になっていると吸収の効率が高まる。生体内には4gの鉄が存在しており、その2/3がヘム鉄(2.5g)(ほぼヘモグロビン鉄、一部ミオグロビン鉄)で存在し、残りのほとんど(1g)は貯蔵鉄(網内系の中。フェリチン・ヘモジデリンとして)として組織に貯蔵される。鉄は受動的に1mgが主に消化管から失われ、その他皮膚、尿路からも失われる。

基準値

血清鉄

鉄の体内分布(SP.499)

  • 成人の体内鉄量:3-4g
[mg] 成人男性 成人女性
総鉄量 4050 2750
ヘモグロビン 2700 2000
貯蔵鉄 1000 450
組織の機能蛋白 350 300
血清トランスフェリン 3 3
血清フェリチン 0.3 0.1

鉄の収支 (SPC.280)

  • 喪失
  • 糞、汗、脱落皮膚:1mg/day
  • 月経中の女性:30mg/月経期間中
  • 妊娠中:500mg/満期まで
  • 必要摂取量
  • 月経中の女性:1.4mg/day
  • 妊娠中:5-6mg/day
  • 男性:0.5-1.0mg/day
  • 食物としての摂取量 (SP. 500)
  • 10-15mg
うち0.9mg程度しか吸収されない

鉄の吸収 (詳しくは図:SP.500)

  • 十二指腸で良く吸収される。 (吸収部位:十二指腸空腸上部(LAB.579))
  • Fe2+は水溶性、Fe3+は難溶性なので、Fe2+であるほうが吸収されやすい。また、ヘム鉄、アミノ酸鉄などキレート状の鉄は吸収が容易である(SP.499)
  • 鉄は摂取量の10%しか吸収されない。腸上皮中ではフェリチンと結合して存在するが、フェリチンが飽和するとそれ以上取り込まない。腸上皮のフェリチンは血清中のトランスフェリンに鉄を渡すが、トランスフェリンが飽和するとそれ以上鉄を渡せなくなる。鉄が飽和した状態の腸上皮はやがて脱落する。これで、必要以上の鉄が吸収されないように厳密に制御されている(←過剰の鉄は生体内でフリーラジカルを産生する反応を触媒するので危険)。ビタミンCは鉄の吸収を促進し、肉に含まれるヘム鉄は食物中の無機鉄より効率よく吸収される。またアルコールやフルクトースは鉄の吸収を促進するが、カルシウムは鉄の吸収を阻害する。(HBC.486)

QB.A-366

  • 鉄の吸収には胃酸の分泌、十二指腸からの吸収が必要。胃全摘が施行された場合には、胃酸の分泌減少と、Billroth II法が施行された場合には食物が十二指腸を通過せず鉄の吸収が障害される。



治療薬

臨床関連



アンモニウム」

  [★]

ammonium
アンモニウムイオン NH4+




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