エルゴステロール

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ergosterol
プロビタミンD2エルゴステリン ergosterin


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/31 20:09:30」(JST)

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和文文献

  • 穀物中のエルゴステロールの分析法の簡易化について
  • 佐々木 麻子,小西 彩可,宮川 浩美,後藤 哲久
  • マイコトキシン 61(1), 1-9, 2011
  •  エルゴステロール(ERG)は真菌の細胞膜の構成成分の一種であり,多くの植物や動物はERGを産生しないことから,ERGは穀物中のかび加害のバイオマーカーとして考えられている.以前,私達はメタノールとアルカリ溶液を用いたけん化方法による穀物中のERGの分析法を開発し,その妥当性を確認した.しかし,けん化による分析法は時間やコスト,手間がかかるため,迅速さが求められるスクリーニングには適していない.そ …
  • NAID 130000449821
  • 空気中真菌類の分子マーカーとしてのエルゴステロールの大量注入GC/MS分析
  • 陰地 義樹,武田 耕三,松浦 洋文,芳賀 敏実,中島 大介,高木 敬彦,後藤 純雄
  • 環境化学 : journal of environmental chemistry 17(1), 47-52, 2007-03-25
  • NAID 10018894042

関連リンク

栄養・生化学辞典 エルゴステロールの用語解説 - 以前はエルゴステリンといった.酵母やシイタケに含まれるステロールで,植物体内で紫外線によってエルゴカルシフェロールに変換される.プロビタミンD2と呼ばれることがあるが,動物 ...
がんの予防や治療における漢方治療の存在意義を考察しています。がん治療に役立つ情報も紹介しています。 ... 2013年07月 2013年06月 2013年05月 2013年04月 2013年03月 2013年02月 2013年01月 2012年12月 2012年11月 2012年10月
ChemicalBook あなたのためにエルゴステロール(57-87-4)の化学的性質を提供して、融点、価格、蒸気圧、沸点、毒性、比重、沸点、密度、分子式、分子量、物理的な性質、毒性 税関のコードなどの情報、同時にあなたは更に ...

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しいたけに含まれるエルゴステロール figure1動物と植物のステロール生合成 CID:444679 Click to PubChem page水虫菌(真菌)の細胞膜破壊


★リンクテーブル★
リンク元真菌」「抗真菌薬」「トリアゾール系抗真菌薬」「アゾール系抗真菌薬」「ergosterol
関連記事ステロール

真菌」

  [★]

fungus, (pl.)fungi
かび菌類 Mycota
微生物学真菌症抗真菌薬


細菌、真菌、藻類、原虫

  • いずれも単細胞生物
  • 細菌は核を持たないが、それ以外は核を持つ
  • 細胞壁の多糖:細菌はペプチドグリカンなど。真菌はβグルカン、キチン。藻類はセルロース。原虫は細胞壁を持たない
  • 栄養獲得様式:藻類は光合成独立栄養生性。

大きさ

  • 数μm。観察に油浸レンズは不要

細胞膜

  • リン脂質グリセリドステロール(6%。主にエルゴステロール)
  • 機能:細胞内への物質輸送、細胞内物質の排出、細胞内浸透圧調節
  • 細胞壁の合成酵素(β-1,3-グルカン合成酵素,キチン合成酵素)・分解酵素(キチナーゼ、β-グルカナーゼ)が存在

細胞壁

線維状多糖

  • 細胞壁の骨格となる
  • キチンとβ-グルカンからなる。
  • 特殊な多糖にキトサンがある

キチン

β-グルカン

  • グルコースのホモ重合体
  • β(1→3)結合、β(1→6)結合
  • 酵母では細胞壁成分にβ-1,3-グルカンが多い

キトサン

糖タンパク質

形態による分類

Coccidioides immitis
Histoplasma capsulatum
Sporothrix schenckii
Candida albicans

培養と感染組織における形態


菌糸の構造

接合菌などの下等真菌にのみ見られる

菌糸の機能

生殖方式による分類

有性生殖と無性生殖

  • 有性生殖と無性生殖を行う
  • 無性生殖のみ行う

有性胞子形成

無性胞子形成

培養

  • グルコース1-4%, ペプトン1%

種類

真菌の染色法(SMB.358)

  • 細胞壁の多糖を染色:コットンブルー(cotton blue)、グラム染色(全ての真菌はグラム陽性)
  • 真菌細胞壁多糖を特異的に染色:PAS染色、Grocottメテナミン銀染色、ファンギフローラY

参考

  • 真菌の写真 - Fungal Images

病原体としての真菌

分類群 菌名 病名 出芽分裂 菌体 菌糸 胞子 発芽管 寄生性 感染経路 病原体の特徴 病型 検査 治療
不完全菌 Candida albicans カンジダ症     仮性菌糸 厚膜胞子 形成   常在菌→各所 日和見感染症      
担子菌 Filobasidiella neoformans クリプトコッカス症 出芽 厚い莢膜       通性細胞内寄生体 鳩の乾燥糞→空気感染→肺(通性細胞内寄生体) 日和見感染菌 肺クリプトコッカス症
中枢神経クリプトコッカス症、
皮膚クリプトコッカス症
全身性クリプトコッカス症
墨汁染色 ( アムホテリシンB or フルコナゾール )
  ± フルシトシン
不完全菌 Trichosporon asahii トリコスポロン症     仮性菌糸 分節分生子              
子嚢菌 Aspergillus fumigatus/
'Aspergillus flavus
アスペルギルス症   糸状菌
不完全菌
有隔菌糸       土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子        
  Mucor/'Rhizopus/
Absidia/Rhizomucor
ムコール症     無隔菌糸     血管に親和性 土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子
 → 浮遊胞子の吸入
  鼻眼脳型ムコール症
侵襲性肺ムコール症
全身播種型ムコール症
β-D-グルカン陰性。
喀痰、血培陰性
アムホテリシンB
子嚢菌 Pneumocystis jirovecii
('Pneumocystis carini)
ニューモシスチス・カリニ感染症                      
子嚢菌 Histoplasma capsulatum ヒストプラスマ症 二形性真菌
 37℃酵母型発育
 25℃菌糸形成
          空気感染。肺に一次病変を作り様々な臓器に播種 AIDS患者に好発      
不完全菌 Coccidioides immitis コクシジオイデス症 二形性真菌     内生胞子              
不完全菌 Sporothrix schenckii スポロトリクス症 二形性真菌                    


抗真菌薬」

  [★]

antifungal drug, antifungal, antimycotic
真菌真菌症抗真菌薬一覧


作用機序

作用部位 薬物 作用機序 スペクトル
細胞膜 キャンディン系抗真菌薬 1,3-β-D-グルカン合成阻害 カンジダとアスペルギウス。ムコールクリプトコッカスには無効
細胞膜 アムホテリシンB エルゴステロールに結合し細胞膜破壊、殺菌的 広スペクトル
アゾール系抗真菌薬 エルゴステロール合成阻害 カンジダとアスペルギウス
フルシトシン 核酸合成阻害 カンジダのみ

抗真菌薬一覧

トリアゾール系抗真菌薬」

  [★]

antifungal of triazole derivative
抗真菌薬真菌


  • 抗真菌薬
  • アゾール系
  • トリアゾール系
  • 真菌の細胞膜に特異的なエルゴステロールの合成を阻害することで、細胞膜機能を喪失させる
  • 細胞膜にラノステロールを蓄積させてエルゴステロールを欠乏させる
  • 腎毒性がポリエン系抗真菌薬より低い
  • 血中半減期が長い
  • 体液・組織移行性が高い

作用機序

C-14脱メチル化反応抑制

トリアゾール系抗真菌薬

適応

  • 深在性真菌症 全身性真菌症



アゾール系抗真菌薬」

  [★]

azole antifungal drug
抗真菌薬真菌

作用機序

  • エルゴステロール合成阻害

代謝

併用禁忌


ergosterol」

  [★]

エルゴステロールプロビタミンD2

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「a plant sterol that is converted into vitamin D by ultraviolet radiation」


ステロール」

  [★]

sterol
ステリン sterin





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