アントラサイクリン

出典: meddic

anthracycline, anthracyclines
ダウノマイシンアドリアシン
抗悪性腫瘍薬

アントラサイクリン系抗悪性腫瘍薬




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/26 10:31:10」(JST)

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和文文献

  • P2-13-18 子宮頸部腺癌に対するパクリタキセル,アントラサイクリン系抗腫瘍性抗生物質,プラチナ製剤を用いた多剤併用化学療法の検討(Group94 子宮頸部腫瘍・治療5,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 木村 敏啓,宮武 崇,横山 拓平,松崎 慎哉,三好 ゆかり,上田 豊,太田 行信,吉野 潔,藤田 征巳,上浦 祥司,榎本 隆之,木村 正
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 775, 2011-02-01
  • NAID 110008509746
  • 肝芽腫治療後に治療関連性白血病を発症した1例
  • 細貝 亮介,渡辺 輝浩,小川 淳,浅見 恵子,窪田 正幸
  • 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 47(1), 116-120, 2010-02-25
  • 肝芽腫に対する化学療法から約6年経過後,治療関連性白血病を発症した1例を経験した.本邦における肝芽腫治療後の治療関連性白血病は本例を含め10例が報告されている.一方欧米における6つの主な多施設臨床研究では2例の発症が確認されている.しかし,いずれも未報告例が存在する可能性がある.肝芽腫治療後の治療関連性白血病に関しては,発症率,危険因子など不明な点が多く,今後詳細な疫学的調査が望まれる.
  • NAID 110007575327

関連リンク

製品名 形状 分類 製薬会社名 アクラシノン注射用 注射用剤 抗腫瘍性抗生物質(アントラサイクリン系) マイクロバイオ=アステラス アドリアシン注用 注射用剤 抗腫瘍性抗生物質(アントラサイクリン系) 協和キリン イダマイシン静注用
日本で開発されたアントラサイクリン系の抗がん性抗生物質で、ドキソルビシンの難点であった心臓への副作用を軽減する目的で開発されました。 アムルビシン(カルセド) 小細胞肺がん、非小細胞肺がんの治療に用いられます。小 ...
抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系): 細胞の増殖に必要なDNAやRNAの合成を阻害することで抗腫瘍効果をあらわす薬

関連画像

ファルモルビシン注射用10mg画像の説明200px-Daunorubicin.pngアントラサイクリン産生 www.anticancer-drug.net_daunorubicin.jpg経路は、 アントラサイクリン


★リンクテーブル★
先読み抗悪性腫瘍薬
国試過去問099G033」「086B055
リンク元急性白血病」「ドキソルビシン」「ピラルビシン」「anthracyclines」「anthracycline
関連記事リン

抗悪性腫瘍薬」

  [★]

antineoplastic drug, antitumor agent, antitumor drug
抗腫瘍薬 antineoplastics、抗癌薬 anticancer drug AZT
制癌薬


細胞周期依存性

first aid step1 2006 p.307,308

細胞周期依存的

細胞周期非依存的


099G033」

  [★]

  • 24歳の女性。四肢の紫斑と歯肉出血とのため来院し、当日入院した。3日前に手足の紫斑に気付き、1日前から歯肉出血が止まらなかった。意識は清明。体温37.5℃。脈拍88/分、整。血圧106/56mmHg。上腕と下腿との皮膚に点状出血と径1cmの紫斑とが散在している。眼瞼結膜は蒼白。口腔内では歯肉の出血と頬粘膜の点状出血とを認める。腹部は平坦、軟で、肝・肺は触知しない。血液所見:赤血球290万、Hb8.7g/dl、Ht28%、白血球5,600、血小板1.2万、フィプリノゲン120mg/dl(基準200~400)、血清FDP34μg/ml(基準10以下)。血清生化学所見:総蛋白6.7g/dl、アルブミン4.3g/dl、尿素窒素22mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、尿酸8.8mg/dl、総コレステロール130mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST38単位、ALT35単位、LDH520単位(基準176~353)。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
  • 治療法はどれか。2つ選べ。


[正答]
※国試ナビ4※ 099G032]←[国試_099]→[099G034

086B055」

  [★]

  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

急性白血病」

  [★]

acute leukemia, AL
白血病FAB分類


概念

  • 未分化の白血球の腫瘍性増殖

分類

FAB分類

M0   minimally differentiated acute myeloblastic leukemia AML
M1   acute myeloblastic leukemia, without maturation
M2   acute myeloblastic leukemia, with granulocytic maturation
M3   promyelocytic, or acute promyelocytic leukemia APL
M4   急性骨髄単球性白血病 acute myelomonocytic leukemia AMMoL
M4eo   myelomonocytic together with bone marrow eosinophilia
M5 M5a 急性単芽球性白血病 acute monoblastic leukemia AMoL
M5b 急性単球性白血病 acute monocytic leukemia
M6 M6a 赤白血病 acute erythroid leukemias, including erythroleukemia  
M6b and very rare pure erythroid leukemia  
M7 急性巨核芽球性白血病 acute megakaryoblastic leukemia  
M8 急性好塩基球性白血病 acute basophilic leukemia  
L1 小細胞型    
L2 大細胞型    
L3 Burkitt型    

病態

  • 白血球系芽球の腫瘍性増殖
  • 骨髄機能障害
  • 腫瘍細胞の臓器浸潤
  • 腫瘍細胞の破壊亢進

徴候

  • 全身:息切れ、全身倦怠感、発熱(免疫力低下による感染症、腫瘍細胞の崩壊)
  • 皮膚:点状出血、紫斑
  • 口腔内:歯肉出血
  • 骨・関節:骨痛、関節痛  ← 腫瘍細胞の関節への浸潤
  • 肝臓・脾臓:肝脾腫
  • リンパ節:腫脹(頚部リンパ節、鼡径リンパ節)
  • 唾液腺:顎下唾液腺腫大

検査

  • 血算
  • 白血球:増加
  • 血小板:減少
  • 赤血球:減少 (正球性正色素性貧血)
  • 血液生化学
  • LDH↑
  • ビタミンB12↑
  • 尿酸↑

治療

小児

  • 化学療法:小児のALLでは著効する
  • 骨髄移植:小児のALLでは再発例に行う

成人

急性骨髄性白血病

急性前骨髄球性白血病

急性リンパ性白血病

VACAP

予後

小児急性白血病の予後不良因子

YN.G-44改変

小児急性白血病の予後不良因子

  • 1. 年齢:1歳以下、10歳以上
  • 2. 男児
  • 3. FAB分類L2, L3
  • 4. 非リンパ球性
  • 5. WBC:2万以上
  • 6. Ph染色体 t(9;22) (小児のALLの数%)

成人急性白血病の予後不良因子

YN.G-44改変

AMLの予後不良因子

  • 染色体核型、年齢、初発時白血球数、FAB分類、3系統の形態異常、二次性白血病
  • 染色体核型:最大の予後因子

NCCNガイドラインに基づくAMLの予後分類

参考1
  染色体核型 遺伝子異常
予後良好群 inv(16), t(8;21), t(15;17)(付加的染色体異常の有無を問わない) 正常核型におけるNPM1のみの異常
中間群 正常核型, +8, t(9;11),その他の予後良好にも不良にも属さない染色体異常 t(8;21), inv(16)患者におけるc-kit異常
予後不良群 複雑核型(3以上の異常), -5, -7, 5q-, 7q-,11q23異常(t(9;11)を除く), inv(3), t(3;3),t(6;9), t(9;22) 正常核型におけるFLT3-ITDのみの異常

参考

  • 1. 造血細胞移植ガイドライン - 急性骨髄性白血病
http://www.jshct.com/guideline/pdf/2009AML.pdf



ドキソルビシン」

  [★]

doxorubicin
アドリアマイシン adriamycin ADM
塩酸ドキソルビシン 塩酸ドキソルビシン doxorubicin hydrochlorideドキソルビシン塩酸塩
Adriamycin, Rubexアドリアシン
アントラサイクリン
抗腫瘍性抗生物質製剤
  • first aid step1 2006 p.207,233,307,309

特徴

  • アントラサイクリン系抗腫瘍抗生物質

構造

作用機序

  • 腫瘍細胞のDNAの二本鎖間にインターカレーションにより複合体を形成する。これによりDNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼの反応を阻害し、DNAの複製、RNAの合成を阻害
  • generate free radicals and noncovalently intercalate in DNA(first aid step1 2006 p.309)
  • 1. These compounds can intercalate with DNA, directly affecting transcription and replication.(GOO.1358)
  • 2. A more important action is the ability of these drugs to form a tripartite complex with topoisomerase II and DNA. Formation of the tripartite complex with anthracyclines and with etoposide inhibits the re-ligation of the broken DNA strands, leading to apoptosis.(GOO.1358)
  • 3. Anthracyclines can form semiquinone radical intermediates, which in turn can react with oxygen to produce superoxide anion radicals. These can generate both hydrogen peroxide and hydroxyl radicals (·OH), which attack DNA and oxidize DNA bases.(GOO.1358)

適応

  • part of the ABVD combination regimen for Hodgkin’s and for myelomas, sarcomas, and solid tumors (breast, ovary, lung) (first aid step1 2006 p.309)

副作用

  • cardiotoxicity; also myelosuppression and marked alopecia. Toxic extravasation(first aid step1 2006 p.309)




ピラルビシン」

  [★]

pirarubicin
塩酸ピラルビシン pirarubicin hydrochloride
THP
テラルビシンピノルビン
アントラサイクリン
  • ドキソルビシンの4'-O-位にテトラヒドロピラニル基を有するアントラサイクリン系抗悪性腫瘍抗生物質。

添付文書

  • テラルビシン注射用10mg/テラルビシン注射用20mg
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4235403D1042_1_03/4235403D1042_1_03?view=body


anthracyclines」

  [★] アントラサイクリン系アントラサイクリン


anthracycline」

  [★] アントラサイクリン


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3








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