出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/20 21:27:02」(JST)
| アルバー | |
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| 英字表記 | Arbar |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 生誕 | 1944年 |
| 死没 | 1959年 |
| 父 | Djebel |
| 母 | Astronomie |
| 母の父 | Asterus |
| 生国 | フランス |
| 生産 | Marcel Boussac |
| 馬主 | Marcel Boussac |
| 調教師 | Charles Semblat |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 9戦7勝 |
| 勝ち鞍 |
ジャンプラ賞 (1948) |
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アルバー(Arbar) はフランス生まれの競走馬及び種牡馬である。
マルセル・ブサックにより生産・所有され、兄弟に凱旋門賞馬カラカラなどがいる良血馬であり、アスコットゴールドカップなど長距離戦で活躍し、種牡馬としてグランクリテリウム優勝馬アブドスなどを輩出した。
アルバーはノルマンディーのマルセル・ブサック所有のフレズネイ=ル=ビュファール牧場で生産された。
父はブサックの代表的な生産馬で1940年の2000ギニー、1942年の凱旋門賞などを制したジェベルであり、アルバーはジェラルやクラリオンと同じくジェベルの初年度産駒であった。
母アストロノミーは、カドラン賞4連覇など27戦17勝のマルシャス、パリ大賞、アスコットゴールドカップ、凱旋門賞など8戦8勝のカラカラ、オークス馬アスメナなどを産んでいる。
なお、アルバーが生まれた当時のイギリスでは、ジャージー規則によりレキシントンなどのジェネラルスタッドブックに遡れない馬の血を引く馬は半血扱いされており、父父トウルビヨンの子孫が活躍し、規則が撤廃される1949年まではアルバーもサラブレッドとして認められていなかった。
アルバーはブサック所有馬として、ジェベル、マルシャス、カラカラ、コロネーション、ガルカドールなどと同じようにシャンティイの元騎手シャルル・センブラのもとで調教された。
競走馬デビューは3歳となった1947年であり、フランス国内で3勝し、秋にはセントレジャーステークスに出走し、サヤジラオに頭差及ばず2着となったが、3着馬で後に凱旋門賞馬となるミゴリには3馬身差をつけていた。1か月後、再びイギリスのキングジョージ4世ステークス(2miles)に出走すると、3頭のライバルを打ち破り重賞初勝利をあげた。
翌1948年は5月にロンシャンのジャンプラ賞(3000m)で勝利すると、カドラン賞(4000m)でもベルギーのチャンピオンホース・Bayeuxを破って優勝した。6月にはアスコットゴールドカップにフランスを代表する馬として出走し、4馬身差で楽勝して兄弟制覇を達成し、ヨーロッパ最強ステイヤーと評価された。7月にはグッドウッドカップに出走し、フェデリコ・テシオのテネラニと対決したが、暑さの中落ち着きを欠き、残り5ハロンで故障を発生させると、テネラニに1馬身半差をつけられて敗れ、そのまま競走馬引退となった。
| アルバーの血統 | |||
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父
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Tourbillon (FR) | Ksar | Bruleur |
| Kizil Kourgan | |||
| Durban | Durbar | ||
| Banshee | |||
| Loika (FR) | Gay Crusader | Bayardo | |
| Gay Laura | |||
| Coeur a Coeur | Teddy | ||
| Ballantrae | |||
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母
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Asterus (FR) | Teddy | Ajax |
| Rondeau | |||
| Astrella | Verdun | ||
| Saint Astra | |||
| Likka (FR) | Sardanapale | Prestige | |
| Gemma | |||
| Diane Mallory | Nimbus | ||
| Ferula (Family: 9-e) | |||
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