びまん性食道痙攣

出典: meddic

diffuse esophageal spasm, DES
食道痙攣びまん性食道けいれん

食道痙攣


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和文文献

  • 機能性食道疾患診療の実際(<特集>心身医学と消化器症状)
  • 判田 正典
  • 心身医学 50(10), 923-930, 2010-10-01
  • 機能性食道疾患の主症状は胸やけ,胸痛,嚥下障害であり,食道運動障害,胃食道逆流症(GERD),食道由来の非心臓性胸痛(NCCP)がその主体をなすが,互いにオーバーラップしている.診断としてまず上部消化管の器質的疾患や代謝性疾患,虚血性心疾患を除外したうえで,食道造影や食道内圧検査,食道24時間pHモニタリング,食道知覚検査が必要である.機能性食道疾患においてもRome III基準の分類は実際の臨床 …
  • NAID 110007730313
  • 手術症例報告 びまん性食道痙攣症に対して腹腔鏡下Heller-Dor手術を施行した1例
  • 片山 和久,沖津 宏,田中 麻美 [他]
  • 手術 63(7), 1069-1073, 2009-06
  • NAID 40016696536

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症候性びまん性食道痙攣は,推進力のない収縮,収縮亢進,または下部食道括約筋圧上昇 によって様々に特徴づけられる多種多様の運動障害の一部である。症状として,胸痛, 時に嚥下障害がみられる。診断はバリウム嚥下 ...

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食道X線造影」

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食道X線検査
  • バリウムを嚥下して食道の構造や運動を評価する。この目的で行う検査としては第一選択となる。
  • see HIM.chapter 286

Fig 286-1(HIM)

  • 1. 喉頭麻痺。気道にバリウムが流入している
  • 2. 輪状喉頭アカラシア
  • 3. びまん性食道痙攣
  • 4. アカラシア
  • 5. (筋性/収縮)下部食道輪
  • 6. 強皮症


Fig 286-2(HIM)


DES」

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diffuse esophageal spasm」

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びまん性食道けいれん」

  [★] びまん性食道痙攣


びまん性食道痙攣症」

  [★] びまん性食道痙攣


食道」

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esophagus (Z)
消化器系



解剖

  • 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
  • L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る

部位区分

SSUR.456
    O:食道入口部 esophageal orifice
Ce: 頚部食道 cervical esophagus    
  S: 胸骨上縁 margin of the sternum
Te: 胸部食道 thoracic esophagus Ut: 胸部上部食道 upper thoracic esophagus    
   
Mt: 胸部中部食道 middle thoracic esophagus B: 気管分岐部下縁 tracheal bifurcation
 
Lt: 胸部下部食道 lower thoracic esophagus  
  D: 横隔膜 diaphragm
  H: 食道裂孔 esophageal hiatus
Ae: 腹部食道 abdominal esophagus  
    EGJ: 食道胃接合部 esophagogastric junction

生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)

  • 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
    • 切歯から15cm
    • 食道の上端で、咽頭に連なる部位
    • 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
  • 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
    • 切歯から25cm
    • 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
  • 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
    • 切歯から38-40cm
    • 下部で横隔膜を貫く部位

運動 (SP.720)

部位 名称 筋肉 神経 運動性 シナプスする構造 最終的な伝達物質 運動
上部1/3 上食道括約部 UES 横紋筋 舌咽神経迷走神経(疑核) 随意性 運動終板のアセチルコリン受容体 アセチルコリン 弛緩
平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内コリン作動性運動神経
下端部 下食道括約部 LES 平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内非アドレナリン作動性抑制運動神経 NO, VIP 弛緩
交感神経 平滑筋α受容体 アドレナリン 収縮

組織

  • 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
  • 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい

食道の上皮と上皮下の組織

      層構造 1 2 3 4 5 6
      器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
      食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜

臨床関連

  • 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
  • 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)




痙攣」

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痙攣

(脳脊髄性)convulsionseizure、(痛性)cramp、(痙縮)spasmconvulsive
痙攣発作
筋痙攣痙縮痙直痙攣痙攣性スパスムスパズムてんかん癲癇てんかん発作腹痛発作攣縮けいれん性れん縮こむら返り腓返り筋けいれん


分類

部位

  • 全身性
  • 局所性

原因

  • 全身性

アミノ酸代謝異常で痙攣を呈さないもの

乳幼児期の精神発達遅延+痙攣

YN.J-39


参考

  • 1. 小児科診療・2009年・6号 (103)1083 けいれん


国試


食道痙攣」

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