呼吸機能検査
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概念
- 肺の機能には代謝、免疫など非呼吸性の肺機能もあるが、一般に呼吸機能検査ではガス交換を中心とする呼吸機能を評価する。
- 呼吸機能とは換気調節、換気力学、肺胞ガス交換、肺循環、血液ガスと酸塩基・体液電解質平衡、組織呼吸に大別される。
- 呼吸器には換気、吸気分布、ガス交換の機能がある。これらのいずれかが障害された場合呼吸不全を引き起こす。これらの呼吸器の機能を計測するのが呼吸機能検査である。したがってこの検査を行うことで、呼吸不全の原因のうち、呼吸器が原因であるかどうかを調べることができる。
- 肺機能検査とは、肺機能(換気機能とガス交換機能)を臨床的に評価する検査方法で、疾患の病態把握、診断、治療の選択、経過観察、手術適応の決定に有用(YN.I-21)
方法
- LAB.1647
スパイロメトリー
機能的残気量の測定
- ガス希釈法
- 閉鎖回路法
- 開放回路法
- 体プレチスモグラフ法
換気力学の検査
肺内ガス分泌の検査
- 単一呼吸法
- resident gas法
- bolus法
- 多呼吸洗い出し法
- 多呼吸N2洗い出し曲線
肺拡散能の測定
注意点
- 患者が全力で行わないと意味がない。また、指示にしたがって患者が行わなければならないので、患者が要領をつかめない場合正確な値を得るのが難しい。そのため何度か行い、その中で一番よい結果を検査値とする。患者にとっては体力的に負担の大きい検査であるので、必要に迫られた場合のみ行うべきである。