虫垂炎
- 英
- appendicitis, APP
- 関
- 急性虫垂炎、慢性虫垂炎
徴候
- Rovsing徴候:ロブシング徴候:虫垂炎:仰臥位で下行結腸を下部より上方に押し上げるように手掌で圧迫し回盲部を充満させると回盲部に痛みが誘発される。
- Rosenstein徴候:ローゼンシュタイン徴候:虫垂炎:左側臥位でMcBurney点を圧迫すると仰臥位よりも疼痛が増強する。
妊娠に合併した虫垂炎
- YN.A-59
- 治療:開腹手術が原則。妊娠中に使用できる抗菌薬は限定されており、重症化しやすく、また腹膜炎が子宮に及ぶと流早産を惹起するためである。
- 重症化しやすい理由:診断の遅れ。妊娠時には盲腸が子宮により押し上げられ、マックバーニー点が上方に移動しかつ腹壁から遠ざかる結果、圧痛点が分かりづらくなり腹壁症状が目立たなくなる。また、妊娠時には便秘、食思不振、悪心・嘔吐、白血球増多がみられるため、虫垂炎の症状がマスクされる。さらに、虫垂が移動することにより大網による被包化が起こりにくくなり、汎発性腹膜炎になりやすい。