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2020年8月21日 (金) 15:17時点におけるimported>Medicineによる版
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  • 次の文を読み、 28、 29の問いに答えよ。
  • 44歳の男性。右下腿の腫脹を主訴に来院した。
  • 現病歴: 3か月前に右踵部に、ささくれたような傷ができたことに気付いた。市販の軟膏を塗っていたが創は次第に大きくなってきた。 1か月前に自宅近くの医療機関を受診し、外用薬を処方され塗布していた。その後 2週に一度、創部処置のため通院していたが、 7日前から創部の臭気が強くなり軽度の発熱を認めた。 2日前から右下腿が腫脹し疼痛を伴い、全身倦怠感が強くなったため受診した。
  • 既往歴: 24歳から高血糖を指摘され、 30歳から投薬を受けていた。 40歳から通院しなくなっていた。
  • 生活歴:喫煙は 40歳まで 10本/日を 20年間。 4年前から禁煙している。
  • 家族歴:父親が糖尿病。
  • 現症:意識は清明。身長 165 cm、体重 55 kg。体温 38.5℃。呼吸数 22/分。脈拍 72/分、整。眼瞼結膜は軽度貧血様だが、眼球結膜に黄染は認めない。口唇と舌は乾燥している。心雑音は聴取しない。右肋骨弓下に肝を 2 cm触知する。右鼠径部に圧痛を伴う径 1 cmのリンパ節を複数個触れる。膝蓋骨上端より 10 cm近位の大腿周径は右 38 cm、左 37.5 cm。膝蓋骨下端より 10 cm遠位の下腿周径は右 36 cm、左33 cm。右膝窩動脈は触知するが、右足背動脈、右後脛骨動脈は触知しない。右下腿に紅斑と腫脹があり、熱感を伴う。両側足底の感覚鈍麻を認める。両下腿の写真 (別冊 No.2A)を別に示す。
  • 検査所見:尿所見:蛋白 1+、糖 2+、ケトン体 (-)。血液所見:赤血球 428万、Hb 10.9 g/dl、Ht 35%、白血球 12,200(桿状核好中球 18%、分葉核好中球 64%、単球 4%、リンパ球 12% )、血小板 29万、 PT 77% (基準 80~120)。血液生化学所見: CK 175 IU/l(基準 30~140)、尿素窒素 7 mg/dl、クレアチニン 0.5 mg/dl、血糖 323 mg/dl、HbA1c(NGSP) 8.8% (基準 4.6~6.2)。 CRP 13 mg/dl。下腿造影 CT(別冊 No.2B)を別に示す
  • この患者の診断として最も考えられるのはどれか。


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[正答]


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