106C029

2020年8月21日 (金) 15:17時点におけるimported>Medicineによる版
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次の文を読み、 28、 29の問いに答えよ。


  • 32歳の男性。風邪が治らないことを主訴に来院した。
  • 現病歴: 8日前に全身倦怠感と咽頭痛とが出現した。風邪をひいたと考え、数日は睡眠を長めにとって様子をみていたが、改善しなかった。 4日前から耳閉感が出現し、 37.5℃の発熱もみられた。 2日間仕事を休み、市販の総合感冒薬を服用していたが、症状が改善しないため受診した。鼻汁鼻閉感および咳はない。頭痛はないが、頸部から後頭部にかけて重たい感じがあるという。
  • 既往歴:スギ花粉症。
  • 生活歴:妻との2人暮らし。事務職。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
  • 家族歴:父親が高血圧症で薬物治療中。母親が糖尿病で食事療法中。


  • 現 症:意識は清明。身長165cm、体重60kg。体温37.4℃。脈拍88/分、整。血圧126/80mmHg。咽頭粘膜に発赤を認めない。口蓋扁桃は軽度に腫大している。両側の胸鎖乳突筋後縁に、径1cmの軟らかく圧痛のないリンパ節を2、 3個ずつ触知する。
  • 肝と脾との腫大をみるために腹部診察を行おうとしたところ、患者が「おなかの診察までするのですか」と尋ねた。


  • 現時点の医師の対応で最も適切なのはどれか。


  • a 他の医師に交代することを患者に提案する。
  • b 腹部の診察は行わずに身体診察を終了する。
  • c 質問には返答せず、そのまま腹部の診察を続ける。
  • d 診察を中断し、腹部診察の必要性について説明する。
  • e 身体診察では医師の指示に従う必要があると説明する。


[正答]


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