胎児心拍数陣痛図
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- 図:G10M.258(胎児機能不全の判断、対処、処置)
- 多くの場合、
- 横軸:一目盛り(細い)20秒、三目盛り(太い)1分
- 縦軸:一目盛り(細い)2 bpm、五目盛り(太い)10bpm
判読ポイント
- 1. 基線の高さ。 正常では110-160bpm
- 2. 基線細変動。 正常では6-25bpm。<5bpmで基線細変動減少
- 3. 一過性変動の有無
| 基線からの変動 | 頂点/最下点までの時間 | 持続時間 | 子宮収縮との関係 | 原因 | ||
| 一過性頻脈 | ≧15bpm上昇 | <30s | 15s≦ ≦2m | 胎動、子宮収縮、内診などの刺激、臍帯圧迫に伴う。胎児状態は悪くない | ||
| 一過性徐脈 | 早発一過性徐脈 | ≧30s | 一致 | 児頭の圧迫のための頭蓋内圧の上昇による迷走神経反射が心拍数の低下を引き起こす | ||
| 遅発一過性徐脈 | ≧30s | 遅れる | 胎盤機能低下、あるいは心筋機能抑制による低酸素血症の顕在化 | |||
| 変動一過性徐脈 | >15bpm低下 | <30s | 15s≦ ≦2m | 様々 | 臍帯圧迫による迷走神経反射 | |
| 遷延一過性徐脈 | >15bpm低下 | 2m≦ ≦10m | 内診などによる刺激、過強陣痛、臍帯圧迫、臍帯脱出、仰臥位低血圧症候群、 硬膜外麻酔等による母体低血圧、胎盤早期離、子癇発作や癲癇発作、娩出直前のいきみ | |||
- その他
- 胎児心拍数基線細変動の消失、減少:胎児低酸素血症
- サイヌソイダルパターン:胎児貧血
参考
- 1. C.産婦人科検査法 胎児心拍数モニタリング - 日産婦誌59巻7号