リポ蛋白

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lipoprotein, LP
リポ蛋白質リポタンパクリポタンパク質リポプロテイン
アポリポ蛋白脂質異常症血漿リポタンパクリポプロテイン(a)
  • WIL.1595
密度
(g/mL)
電気移動度 産生部位 組成 主なアポ蛋白  




AI AII AIV B48 B100 CI CII CIII E apo(a)
Chylomicrons < 0.95 Origin 85            
Chylomicron remnants <1.006 Origin 60 20                    
VLDL <1.006 Pre-β 肝臓 55 20              
IDL 1.006-1.019 β VLDL由来 35 25                    
LDL 1.019-1.063 β IDL由来 60 5                      
HDL 1.063-1.210 α 肝臓、腸、血漿 5 20 25 50        
HDL2 1.063-1.125 α                              
HDL3 1.125-1.210 α                              
Lp(a) 1.050-1.090 α 肝臓 5 60                    
  • IDLをpre-Bとする文献もある。
WIL TABLE 36-3
リポ蛋白 AI AII AIV AV B100 B48 CI CII CIII E apo(a) D
平均血漿濃度 (mg/dL) 130 40 40 <1 85 Variable 6 3 12 5 Variable 10
染色体 11 1 11 11 2   19 19 11 19 6 3
分子量(kDa) ∼29 ∼17 (dimer) ∼45 39 ∼513 ∼241 ∼6.6 8.9 8.8 ∼34 ∼400-800 ∼20
ペプチドの長さ(a.a.) 243 77 376 343 4536 2152 57 79 79 299 4000-6000 169
主な合成部位 肝臓
小腸
肝臓 小腸 肝臓 肝臓 小腸 肝臓 肝臓 肝臓 肝臓

皮膚
精巣
脾臓
肝臓 肝臓
小腸
主な機能 ・HDLの構造蛋白
・LCATのCofactor
・コレステロールの逆転送に重要
・apo-Eの受容体への結合を妨げる
(E-AII複合体形成による)
・細胞からのコレステロールの流出を促進する
・LCATの活性化
・小腸からの脂質分泌を促進
・LPLを介した脂質分解の活性化
・肝でのVLDL合成を妨げる?
・VLDL・LDLの構造蛋白
・LDL受容体のリガンド
・カイロミクロンの構造蛋白 ・レムナントの受容体への結合を調節する
・LCATを活性化する
LPLのcofactor ・レムナントの受容体への結合を調節する
・LPLを阻害する
・LDLとレムナント受容体のリガンド
・局所の脂質の再配分
・コレステロール逆転送(apo-EをもったHDL)
血栓形成と線維素溶解を調節する LCATの活性化?
  • Functions and interrelationships of different classes of plasma lipoproteins

PNAS 1969 64:1128-1137


リポ蛋白の構成 QB CBT vol.1 p.140

  • コレステロールが多いのがLDL。トリグリセリドが除去されることでVLD L→ IDL → LDL
  • HDLは蛋白質が多い。HDLは末梢からコレステロールの逆転送のいわばキャリアーとなる。



参考

  • 1. リポ蛋白・コレステロールの代謝マップ
<click2in>http://www.jokoh.com/dandi/taisya.gif</click2in>