中枢性尿崩症
- 病因:バソプレシンの合成異常・分泌障害による。これらをきたす疾患は例えば下垂体・視床下部腫瘍、あるいは先天性下垂体・視床下部形成異常などにより生じうる、らしい。
- 病態:バソプレシン欠乏のために集合管での見ず吸収が行われず水利尿状態となる。血漿浸透圧は低下するので、これに反応して口渇・多飲を来す。しかし、口渇中枢の障害によりこれが機能しない場合には著しい高ナトリウム血症を来しうる。
検査
- 負荷試験
- 5%高張食塩水負荷:バソプレシン分泌変化なし ⇔ 正常であれば、血漿浸透圧の上昇によってバソプレシンが分泌される!!
画像検査
- MRI
- T1:(中枢性尿崩症)低信号 ⇔ (健常者)高信号 ← T1で高信号になるものは脂肪、亜急性期の出血(メトヘモグロビン)、メラニン、高濃度蛋白質である。下垂体後葉が高信号を発するのは軸索中に高濃度のホルモンが存在するからなのか、軸索が集積しているためなのか、であろう。