バルサルバ洞動脈瘤破裂
- 英
- ruptured aneurysm of the aortic sinus of Valsalva
- 同
- 大動脈洞動脈瘤破裂 ruptured sinus of Valsalva aneurysm、ヴァルサルヴァ洞動脈瘤破裂、Valsalva洞動脈瘤破裂、ruptured aneurysm of sinus of Valsalva
- 関
- 大動脈洞=バルサルバ洞
まとめ
- 先天的に脆弱性によりValsalva洞が右室もしくは右房に突出しており、それが何らかの誘因によって破裂することにより左右シャントから心不全をきたす疾患である。
病因
- 先天的:Valsalva洞の脆弱性
- 後天性:梅毒、感染性心内膜炎、真菌
病態
症状
- 破裂前は無症状
- 突然の胸痛、呼吸困難、動悸、うっ血性心不全 (YN.C-125)
身体所見
聴診
- 連続性雑音:動脈系から静脈系へのシャントによる。
- 往復雑音 to-and-fro murmur:AR+VSD(I型)
治療
- Valsalva洞動脈瘤破裂はシャント量が少量であっても手術適応である。A弁の変形や細菌性心内膜炎リスクが高くなるためである。(SSUR.361)
- 右房あるいは右室経由でValsalva洞動脈瘤の突出部を切除しパッチ閉鎖 (SSUR.361)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.