アブミ骨筋反射検査
- 英
- stapedial reflex test SR test
- 同
- 耳小骨筋反射検査 acoustic reflex test AR test、鐙骨筋反射検査
- 関
- アブミ骨筋、インピーダンスオージオメトリー。鼓膜張筋
概念
- インピーダンスオージオメトリーの1つ。
- 鼓膜のインピーダンス(コンプライアンス)からアブミ骨筋反射が起こっているかどうかを判定する検査。
- 外耳に入れる音をだんだん高くしていきある一定以上の音が鼓膜に届くと、アブミ骨筋反射が起こりアブミ骨を牽引して内耳への伝音を妨げる。同時に、これにより(出典不明であるが)鼓膜の振動も抑制される。このため、アブミ骨筋反射が起こったときに鼓膜のインピーダンスの増大(コンプライアンスの低下)として観察される。
- アブミ骨筋反射をおこす音の閾値は75-95dB(acoustic reflex threshold, ART)
診断的意義
- 顔面の障害部位の推定:病変がアブミ骨筋神経より中枢の顔面神経にある場合に陰性となる
- 伝音性難聴の判定:耳小骨の固着・離断がある場合、アブミ骨筋反射は陰性となる。