神経鞘腫

2020年8月21日 (金) 15:17時点におけるimported>Medicineによる版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
neurinoma, neurilemoma
シュワン細胞腫 Schwannomaシュワン腫
脳腫瘍


概念

  • 良性腫瘍
  • 原発性脳腫瘍全体の10%
  • 神経鞘腫の約90%はCN VIII原発(聴神経鞘腫)。その中でも前庭神経に由来するものが多い。

疫学

  • 30-60歳に好発
  • 男女比=1:1.3-1.5
  • 前庭神経(神経鞘腫の90%を占める)>三叉神経>舌咽・迷走・副神経、顔面神経、舌下神経、滑車神経

遺伝性

病理

  • 薄い皮膜
  • 柔らかい
  • 黄白色、赤褐色で易出血性。
  • Antoni A型とAntoni B型が混在

症状

  • 1. 初発症状:難聴(言語識別能の低下、高音域での聴力低下)、耳鳴り。15%の症例で突発性難聴で初発。5%の症例でめまいで初発。
  • 2. 進展して三叉神経を障害:角膜反射の消失。顔面神経は障害されにくい。
  • 3. 進展して小脳、脳幹を障害:四肢の運動失調、歩行障害
  • 4. 進展して第4脳室の閉塞、テント切痕部での髄液の通過障害:水頭症による頭蓋内圧亢進症状。
  • 5. 下方に進展した場合:舌咽神経、迷走神経などの下位脳神経障害:嚥下障害


検査

  • 温度眼振検査
  • 聴力検査
  • 純音聴力検査、語音明瞭土建鎖

画像検査

  • MRI
  • T1:低信号
  • T2:高信号
  • Gd造影:均一に強く造影