ウイルス性髄膜炎

2020年8月21日 (金) 15:17時点におけるimported>Medicineによる版
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viral meningitis
無菌性髄膜炎
viral meningoencephalitis髄膜炎


疫学

  • 発症例:2000-8000/年。髄膜炎全体の約2割を占める。
  • 好発年齢:全年齢。特に小児に多い。

病原体

  • 頻度:エンテロウイルス(66%)、ムンプスウイルス(5.1%)、単純ヘルペスウイルス&HBウイルス(2.1%)、麻疹ウイルス(1.5%)、水痘ウイルス(1.1%)、風疹ウイルス(1%)、インフルエンザウイルス(0.9%)、アデノウイルス(0.9%)、肺炎マイコプラズマ(0.6%)、パルボウイルス(0.2%)、MCLSなど(1.1%)、その他の無菌性髄膜炎(19.5%) (IMD.1045)
  • 上記の他にHIVでも生じうる(HIV髄膜炎)。


  • エンテロウイルス:夏~秋に流行するが、年中あり得る。流行する年や地域性との関連がある。糞口感染。新生児~乳幼児の感染が多い(糞口感染への免疫力が低い?)。


検査

免疫血清検査

  • 末梢血:ウイルス抗原陽性
  • 髄液 :ウイルス抗原陽性

髄液所見

  • 細胞:10-1000/ulの細胞増多で、単核球優位 : 正常:0-5 /ul
  • 蛋白:ごく軽度の増加(正常~100mg/dL)   : 正常:15-45/mg/dl
  • 糖 :正常                 : 正常:50-80/mg/dl

予後

  • 良好