静脈還流
SP. 573 2007年後期生理学授業プリント
圧勾配 (2007年後期生理学授業プリント)
- 細静脈内:約10 mmHg
- 右心房 :0~-5 mmHg
促進因子 (SP.573)
- 胸腔、腹腔のポンプ作用 (=呼吸ポンプ)
- 胸膜腔は吸気時には大きく陰圧となり、下大静脈の内腔を拡張させる。腹部では横隔膜の下行および腹壁の張力により腹腔内圧が上昇し、下大静脈が圧迫される。下肢への血流は弁によって遮られるため静脈血は腹腔から胸腔に押し出される。呼気時には横隔膜が弛緩して胸膜腔が大気圧に近づく。腹腔の内圧は下がり、下肢からの血流が増加する。このように呼吸に伴う血流の促進作用を呼吸ポンプという。
- 筋収縮のポンプ作用 (=筋ポンプ)
- 下肢の静脈壁を膨らませて溜まり込んだ血管は、周囲の骨格筋が収縮すると絞り出され、弁の働きによって心臓方向のみ流れる。骨格筋の収縮に伴うこの作用を筋ポンプという。
- 心臓による血液の吸引 (=心臓の吸引作用)