- 英
- liranaftate
- 商
- ゼフナート
- 関
- 抗真菌薬
Japanese Journal
- P-089 マウス足蹠腫脹反応に対する抗真菌薬リラナフタートの抑制効果(一般演題(ポスター発表),生態と進化から考える医真菌学)
- 実験的マウス足蹠腫脹反応に対する抗真菌薬リラナフタートの抑制効果
- 丸山 奈保,石島 早苗,安部 茂
- Medical mycology journal = / 日本医真菌学会 [編] 53(2), 129-133, 2012-04-30
- NAID 10031133378
- 実験的マウス足蹠腫脹反応に対する抗真菌薬リラナフタートの抑制効果
- 丸山 奈保,石島 早苗,安部 茂
- Medical Mycology Journal 53(2), 129-133, 2012
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- NAID 130001921807
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ゼフナートクリーム 2%
組成
有効成分
含量
添加物
- ステアリルアルコール
セタノール
中鎖脂肪酸トリグリセリド
ポリソルベート60
モノステアリン酸ソルビタン
モノステアリン酸グリセリン
モノステアリン酸プロピレングリコール
ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム
ジブチルヒドロキシトルエン
1,3-ブチレングリコール
パラオキシ安息香酸メチル
禁忌
次の患者には使用しないこと
次の患者には使用しないこと
次の患者には使用しないこと
- 臨床所見上皮膚カンジダ症あるいは汗疱、掌蹠膿疱症、膿皮症、他の皮膚炎等との鑑別が困難な患者
効能または効果
白癬:
- 足白癬、体部白癬、股部白癬
- 1日1回患部に塗布する。
薬効薬理
抗真菌作用
- リラナフタートは、皮膚糸状菌(Trichophyton 属、Microsporum 属、Epidermophyton 属)に対して強い抗真菌作用を有し、黒色真菌、二形性真菌及びその他の糸状菌に対しても抗真菌作用を示した9), 10)。
- リラナフタートの主な皮膚糸状菌の新鮮臨床分離株に対するMIC値は下表のとおりであり、優れた抗真菌作用を示した9), 10)。
(表1を参照のこと)
- リラナフタートは、T.mentagrophytes によるモルモット実験的白癬モデルにおいて、病変を速やかに改善した9), 11)。
- T.mentagrophytes によるモルモット実験的白癬モデルにおいて、感染3日前にリラナフタートを塗布した場合、発症を認めなかった12)。
- リラナフタートは、T.mentagrophytes に対し、1ng/mLで菌糸の発育を阻害し、1μg/mLで細胞壁の剥離、細胞膜の破壊を示した13)。
- リラナフタートは、T.mentagrophytes に対して、耐性を発現しなかった14)。
作用機序15)
- リラナフタートは真菌細胞のスクワレン・エポキシ化反応を阻害し、細胞膜構成成分であるエルゴステロールの生合成阻害により抗真菌作用を発揮する。
有効成分に関する理化学的知見