- 英
- lizard
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- relatively long-bodied reptile with usually two pairs of legs and a tapering tail
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- トカゲ / トカゲの皮
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/20 00:32:25」(JST)
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「トカゲ」のその他の用法については「トカゲ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
トカゲ亜目 |
フトアゴヒゲトカゲ Pogona vitticeps
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分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 |
: |
爬虫綱 Reptilia |
目 |
: |
有鱗目 Squamata |
亜目 |
: |
トカゲ亜目 Sauria/Lacertilia |
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下位分類群 |
- ヤモリ下目
- イグアナ下目
- オオトカゲ下目
- スキンク下目
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トカゲ(蜥蜴、石竜子)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目トカゲ亜目に分類される構成種の総称。
目次
- 1 形態
- 2 分類
- 3 分布
- 4 生態
- 5 人間との関係
- 6 参考文献
- 7 出典
- 8 関連項目
形態
最長種はハナブトオオトカゲで最大全長475cm(最大種はコモドオオトカゲとされる)。最小種はミクロヒメカメレオンで、体長は最大でおよそ29mm程度[1]。
イグアナ下目の樹上棲種を中心に、環境やストレスによって自身の体色を変える能力を持っている。最も有名なのはカメレオンだが、他の種類のトカゲにも微妙な体色の変化が見られる。
眼にはヤモリ下目を除き下部に瞼がある。また種によっては頭頂眼と呼ばれる、眼と同じ器官があり、これにより明暗を感知することができる。種によっては顕著で、眼が3つあるように見える種もいる。下顎骨の前部は結合している。側頭部には通常耳孔があり、奥に鼓膜があるが鼓膜が表面に露出している種もいる。また耳孔のない種もいる。
通常四肢を持つが、例外も多くいる。外観に四肢のない種でも骨格には足の骨が残っている。樹上棲種では指に襞状の鱗(指下板)があり垂直面でも登ることのできる種もいる。
分類
クスリサンドスキンク
Scincus scincus
爬虫類の中では最も種類数が多いグループで、熱帯地方を中心に4000種類以上が知られている。
- ヤモリ下目 Gekkota
- アルデオサウルス科
- ババリサウルス科
- トカゲモドキ科 Eublepharidae
- ヤモリ科 Gekkonidae
- ヒレアシトカゲ科 Pygopodinae - バートンヒレアシトカゲなど
- イグアナ下目 Iguania
- アガマ科 Agamidae
- カメレオン科 Chamaeleonidae
- イグアナ科 Iguanidae
- オオトカゲ下目 Platynota
- アシナシトカゲ科 Anguidae - バルカンヘビガタトカゲなど
- ギンイロアシナシトカゲ科 Anniellidae
- ドクトカゲ科 Helodermatidae
- ミミナシトカゲ科 Lanthanotidae
- オオトカゲ科 Varanidae
- コブトカゲ科 Xenosauridae - シナワニトカゲなど
- スキンク下目 Scincomorpha
- ヨロイトカゲ科 Cordylidae - オオヨロイトカゲ、アルマジロトカゲなど
- フタアシトカゲ科 Dibamidae(ヤモリ下目に含める説もあり)
- プレートトカゲ科 Gerrhosauridae(ヨロイトカゲ科に含める説もあり) - オニプレートトカゲなど
- ピグミーテグー科 Gymnophthalmidae
- カナヘビ科 Lacertidae
- トカゲ科 Scincidae
- テユー科 Teiidae - キタテグーなど
- ヨルトカゲ科 Xantusiidae
日本に生息する種
- アガマ科 - リュウキュウキノボリトカゲ
- トカゲモドキ科 - リュウキュウトカゲモドキ
- ヤモリ科 - ミナミヤモリ、ニホンヤモリ、タワヤモリ、ヤクヤモリ、オンナダケヤモリ、タシロヤモリ、ホオグロヤモリ、キノボリヤモリ、オガサワラヤモリ、ミナミトリシマヤモリ(他にも未記載種が数種生息)
- イグアナ科 - グリーンアノール(外来種)、グリーンイグアナ(外来種)
- カナヘビ科 - コモチカナヘビ、アムールカナヘビ、サキシマカナヘビ、アオカナヘビ、ニホンカナヘビ、ミヤコカナヘビ
- トカゲ科 - ヘリグロヒメトカゲ、オガサワラトカゲ(基亜種)、ミヤコトカゲ(基亜種)、バーバートカゲ、アオスジトカゲ、ニホントカゲ、ヒガシニホントカゲ、キシノウエトカゲ、オカダトカゲ、オキナワトカゲ、イシガキトカゲ、サキシマスベトカゲ、ツシマスベトカゲ
分布
南極大陸を除く全大陸。
生態
極地や高山を除く、陸上の様々な環境に生息する。
食性は分類、種により異なり、昆虫類、節足動物、甲殻類、貝類、ミミズ、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、動物の死骸、葉、花やその蜜、果実、種子、海藻等を食べる種が知られている。
繁殖形態は主に卵生だが、卵胎生の種もいる。
人間との関係
ほとんどのトカゲは毒をもたず、よほどの大型種でもない限り人間に害を及ぼすことはないが、オオトカゲ類などに咬まれると口内にいる雑菌が傷口から入りこみ感染症を起こすことがある。実際に毒をもつのはメキシコ北部に分布するメキシコドクトカゲとテキサス南部に分布するアメリカドクトカゲ、そしてインドネシアにいるコモドオオトカゲ(詳しくはコモドオオトカゲの項を参照のこと)の3種類だが、前記2種は動きも比較的遅く、毒はヘビの毒と異なり噛むことでゆっくり注入されるため、それほど危険ではない。が、コモドオオトカゲは大きさのわりにかなり動きが早く、毒もかなり強いとのこと、現地では人間が捕食された例も少なくないという。
英語圏では男性器の隠語としてトカゲの名前が用いられることもある。「Bleeding the lizard」は「小便」「Milking the lizard」は「マスかき」を意味する[2]。
参考文献
- 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、14-73頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、83-109頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1 アガマ科&イグアナ科』、誠文堂新光社、2004年、4-112頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社、2004年、4-112頁。
- Go!!Suzuki 『爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ』、誠文堂新光社、2006年、6-128頁。
出典
- ^ Glaw, F.; Köhler, J. R.; Townsend, T. M.; Vences, M. (2012). "Rivaling the World's Smallest Reptiles: Discovery of Miniaturized and Microendemic New Species of Leaf Chameleons (Brookesia) from Northern Madagascar". In Salamin, Nicolas. PLoS ONE (in 英語) 7 (2): e31314. doi:10.1371/journal.pone.0031314.
- ^ スターリング・ジョンソン著・花くまゆうさく訳 第2外国語として学ぶファッキン英語2(イプシロン出版企画 ISBN 978-4-903145-35-8)84ページ
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、トカゲに関連するカテゴリがあります。 |
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ウィキスピーシーズにトカゲに関する情報があります。 |
- 有鱗目 (爬虫類)
- ヘビ - トカゲ(亜目)から分かれたとされる
- 自切
- とかげ座
- 平成16年台風第23号 - 台風の国際的な呼称として「トカゲ」(直接にはとかげ座に由来)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- Nature View 奇妙なトカゲの仲間たち : 世界中で多様な進化をとげた爬虫類
- 〈無意味〉なオブジェとしての伝統工芸品 : ミクロネシア連邦ポンペイ島におけるカピンガマランギ系住民のハンドクラフト活動から
- 鵜戸 聡,ウド サトシ,UDO Satoshi
- 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 56, 75-78, 2015-03-31
- … ポンペイ島に自生するマングローブやマホガニーなどの木材や象牙椰子の種子を用いて、海洋生物やトカゲ、釣針、伝統的な帆かけカヌーなどを象った彫刻が販売されていた。 …
- NAID 120005617542
Related Links
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- ... ています。 知りたいトカゲの名前をクリックして下さい。 ... キノボリトカゲ科(アガマ科) (AGAMIDAE) 日本にこんなトカゲがいるって知っていますか? ... トカゲ科(スキンク科) (SCINCIDAE) 世界的には非常に大きなグループで、分類も混乱しているそうです。
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