Japanese Journal
- ジャン・パウルは死にどのような形をあたえたのか(第1報)死の視覚的メタファーについての一考察
- 亀井 一
- 大阪教育大学紀要. 1, 人文科学 57(2), 1-15, 2009-02
- 本論では,死を世界体験の限界と捉え,死にどのような視覚イメージが与えられているのか,また,死がどのように言語化されているのかを考察する。Ⅰでは,18世紀後半の死をめぐるイメージ転換との関連で,ジャン・パウルの日記に記録されている死の体験を分析し,死そのものの名指し難さが意識化されているのを確認した。Ⅱでは,モリヌークス問題を参照しつつ,ジャン・パ …
- NAID 120002108994
- 精神的外傷を引き起こす死別の社会文化的背景への一考察 : 説明モデルとしてのオマーンのZombification
- Adawi Samir Al,鄭 志誠,辻内 琢也,葉山 玲子,吉内 一浩,熊野 宏昭,久保木 富房
- 心身医学 45(12), 933-941, 2005-12-01
- … いる傾向がある.本稿では, オマーンの伝統的な社会に存続する不慮の死における死者の生き返り(zombification), そして呪術や魔法に関する信仰(信念)を紹介する.これらの反応は社会的に容認されており, 死者の死の否定を基礎としている.さらに考察では, これらを説明モデルという概念を用いて分析し, 世界各地で観察される類似する悲嘆反応を欧米のタナトロジー(死亡学)研究におけるそれと比較し, 新たな視点で論じる. …
- NAID 110003479813
- コペルニクス主義(48)相次ぐ企業不祥事を生む「タナトロジー」(死生学)の欠如
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- 福岡市内の大学で、非常勤講師として 「タナトロジー(死生学)」を担当している。 初めての講義の時、 「こんな陰気な科目、だれも受講しないよね」 と思いつつ教室に行ったら、 あふれんばかりの受講生で驚いた記憶がある。