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- 1. 2型糖尿病に伴う高血糖治療に用いるナトリウム-グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬sodium glucose co transporter 2 inhibitors for the treatment of hyperglycemia in type 2 diabetes mellitus [show details]
…randomly assigned to empagliflozin (10 or 25 mg once daily) or placebo . The reduction in A1C was greater with empagliflozin (-1.18, -1.21, and -0.81 for empagliflozin 10 mg, empagliflozin 25 mg, and placebo …
- 2. 2型糖尿病における持続性高血糖のマネージメントmanagement of persistent hyperglycemia in type 2 diabetes mellitus [show details]
…(liraglutide, semaglutide, or dulaglutide) or sodium-glucose co-transporter 2 (SGLT2) inhibitor (empagliflozin or canagliflozin) that has demonstrated cardiovascular benefit is preferred. In patients with …
- 3. 成人の2型糖尿病における血糖の初期マネージメントinitial management of blood glucose in adults with type 2 diabetes mellitus [show details]
…causes, nonfatal myocardial infarction, or nonfatal stroke). Empagliflozin and canagliflozin reduced similar CVD outcomes and empagliflozin, canagliflozin, and dapagliflozin reduced the rate of hospitalization …
- 4. 糖尿病性腎症の治療treatment of diabetic kidney disease [show details]
…dose is 100 mg once daily. Starting doses of other SGLT2 inhibitors (eg, 10 mg once daily of empagliflozin or 5 mg once daily of dapagliflozin) are reasonable as treatment of DKD in patients with type …
- 5. 糖尿病患者に生じる末梢血管疾患の概要overview of peripheral artery disease in patients with diabetes mellitus [show details]
…Canagliflozin was used in 58.1 percent of patients in this study, with 26.4 and 15.5 percent on empagliflozin and dapagliflozin, respectively . As this study was not powered to make comparisons among individual …
Japanese Journal
- SGLT2阻害薬 エンパグリフロジン(ジャディアンス) vs. カナグリフロジン(カナグル) (特集 徹底比較! "よく似た2剤"の使い分け)
- 小原 信,山岸 昌一
- 月刊薬事 = The pharmaceuticals monthly 61(12), 2130-2135, 2019-09
- NAID 40022016051
- 業界動向 第2ラウンドが始まったSGLT2阻害薬 : 国内実績をうたうスーグラと追うカナグル、ジャディアンス
- 新薬紹介委員会
- ファルマシア 51(5), 449-451, 2015
- このコラムでは既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,51巻3号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳 …
- NAID 130007448187
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- ジャディアンスとは? まずは名前の由来からいきます。Ja は「はい、Yes」を意味するドイツ語。 Radiance は英語で「輝き」を意味します。 2型糖尿病の患者様に「未来へのポジティブな輝きを与える」という意味を込めて2つを組み合わせ、 「Jardiance:ジャディアンス」 と命名されました。
- ジャディアンス錠10mgの主な効果と作用 糖尿病を治療するお薬です。 過剰な糖を尿と一緒に排泄させて 血糖 値を下げる働きがあります。 ジャディアンス錠10mgの用途 2型糖尿病 ジャディアンス錠10mgの副作用
- SGLT2阻害薬ジャディアンスの基本情報から、EMPA-REG OUTCOME試験を中心とした最新の有効性や安全性のデータを豊富に掲載しています。日常診療にぜひお役立てください。-ベーリンガーインゲルハイム
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ジャディアンス錠10mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、マクロゴール400、黄色三二酸化鉄
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
- 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者
[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]
効能または効果
- 本剤は2型糖尿病と診断された患者に対してのみ使用し、1型糖尿病の患者には投与をしないこと。
- 高度腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者では本剤の効果が期待できないため、投与しないこと。
[「重要な基本的注意6.」、「薬物動態」の項参照]
- 中等度腎機能障害患者では本剤の効果が十分に得られない可能性があるので投与の必要性を慎重に判断すること。
[「重要な基本的注意6.」、「薬物動態」、「臨床成績」の項参照]
- 通常、成人にはエンパグリフロジンとして10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら25mg1日1回に増量することができる。
慎重投与
- 次に掲げる患者又は状態
[低血糖を起こすおそれがある。]
- 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
- 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
- 激しい筋肉運動
- 過度のアルコール摂取者
- 他の糖尿病用薬(特に、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤)を投与中の患者
[併用により低血糖を起こすおそれがある。(「重要な基本的注意1.」、「相互作用」、「重大な副作用」及び「臨床成績」の項参照)]
- 脱水を起こしやすい患者(血糖コントロールが極めて不良の患者、高齢者、利尿剤併用患者等)
[本剤の利尿作用により脱水を起こすおそれがある。(「重要な基本的注意8.」、「相互作用」、「重大な副作用」、「高齢者への投与」の項参照)]
- 尿路感染、性器感染のある患者
[症状を悪化させるおそれがある。(「重要な基本的注意7.」の項参照)]
- 高度肝機能障害患者
[使用経験がなく安全性が確立していない。(「薬物動態」の項参照)]
- 中等度腎機能障害患者
[「重要な基本的注意6.及び8.」、「薬物動態」の項参照]
重大な副作用
**低血糖(2.3%)
- 他の糖尿病用薬(特にスルホニルウレア剤又はインスリン製剤)との併用で低血糖が報告されている。また、他の糖尿病用薬を併用しない場合でも低血糖が報告されている。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。
[「慎重投与」、「重要な基本的注意1.」、「相互作用」、「臨床成績」の項参照]
脱水(0.1%)
- 脱水があらわれることがあるので、適度な水分補給を行うよう指導し、観察を十分に行うこと。口渇、多尿、頻尿、血圧低下等の症状があらわれ脱水が疑われる場合には、休薬や補液等の適切な処置を行うこと。脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓・塞栓症等を発現した例が報告されているので、十分注意すること。
[「慎重投与」、「重要な基本的注意8.」、「相互作用」、「その他の副作用」、「高齢者への投与」の項参照]
ケトアシドーシス(頻度不明注1))
- ケトアシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシスを含む)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
[「重要な基本的注意9.」の項参照]
**腎盂腎炎(頻度不明注2))、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)(頻度不明注1))、敗血症(頻度不明注2))
- 腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)があらわれ、敗血症(敗血症性ショックを含む)に至ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
[「重要な基本的注意7.」の項参照]
薬効薬理
作用機序
- 腎臓で濾過されたグルコースは近位尿細管に存在するヒトナトリウム-グルコース共役輸送担体2(SGLT2)によってほぼ完全に再吸収され、わずかではあるがSGLT1によっても再吸収される39)。エンパグリフロジンはSGLT2選択的な競合阻害剤で、腎臓によるグルコースの再吸収を阻害することにより尿中グルコース排泄量を増加させ、血糖を低下させる40)。
薬理作用
SGLT2阻害作用
- In vitro試験で、エンパグリフロジンはSGLT2を選択的に阻害し(IC50:1.3nM)、ヒトSGLT1(IC50:6278nM)と比較して約5000倍の選択性を示した41)。
尿中グルコース排泄促進作用
- 糖尿病モデル動物(db/dbマウス及びZucker糖尿病肥満[ZDF]ラット)において、エンパグリフロジンは単回経口投与により尿中グルコース排泄量(投与後7時間)を増加させた40)。
日本人2型糖尿病患者にエンパグリフロジン1mg、5mg、10mg、25mg又はプラセボを1日1回4週間反復経口投与した。エンパグリフロジンはプラセボに比べ投与28日目の投与24時間後までの累積尿中グルコース排泄量を増加させた6)。
血糖低下作用
- 糖尿病モデル動物(db/dbマウス及びZDFラット)において、エンパグリフロジンは単回経口投与により血糖低下作用を示した40)。さらに、ZDFラットにおいて、エンパグリフロジンは1日1回5週間反復経口投与により、投与22日目(摂食下)及び投与37日目(絶食下)の血中グルコース濃度並びにHbA1cを低下させた42)。
日本人2型糖尿病患者にプラセボ、エンパグリフロジン10mg又は25mgを1日1回24週間反復経口投与した。エンパグリフロジンはプラセボに比べHbA1cを低下させた33)。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
性状
- 白色から黄白色の粉末である。メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水に極めて溶けにくい。
融点
分配係数