- 英
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- 同
- capsid
- 関
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- 同
- capsid
WordNet
- the outer covering of protein surrounding the nucleic acid of a virus
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/12/19 03:34:49」(JST)
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カプシド(英: capsid)は、ウイルスゲノムを取り囲むタンパク質の殻のことを指し、カプソメアによって構成されている。カプシドの構造はウイルスゲノムとカプシドとの立体配列により、立方対称性、ラセン対称性、非対称性のものがある。カプシドの構成単位であるカプソメアは暗黒期に他のタンパク質とともに合成される。その数はウイルスによって一定である。ウイルスによってはカプシドの外側にエンベロープを持つものもある。カプシドはウイルスゲノムを核酸分解酵素などから保護し、細胞のレセプターへの吸着に関与している。カプシドはウイルスが細胞に侵入後、細胞またはウイルス自身の酵素によって取り除かれる。この過程を脱殻と呼ぶ。ウイルスゲノムとカプシドの複合体をヌクレオカプシド(nucleocapsid)と呼ぶ。
関連項目
参考文献
- 大里外誉郎編著 『医科ウイルス学改訂第2版』 南江堂 2000年 ISBN 4524214488
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
タンパク質の四次構造 |
全般 |
球状タンパク質 - 線維状タンパク質 - 膜タンパク質 - コイルドコイル
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二量体 |
ロイシンジッパー
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三量体 |
コラーゲン - ヘマグルチニン - オルニチントランスカルバミラーゼ
|
四量体 |
ヘモグロビン - 免疫グロブリンG - アビジン - スペクトリン
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六量体 |
dnaBヘリカーゼ - ヘモシアニン - グルタミンデヒドロゲナーゼ1
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八量体 |
ヌクレオソーム - ヘムエリスリン
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微小繊維 |
アクチン - チューブリン - 鞭毛 - 性繊毛 - 線毛
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複合体 |
転写開始前複合体 - 免疫グロブリンM - カルボキシソーム
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機械 |
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- デジタル大辞泉 - キャプシドの用語解説 - ⇒カプシド ... 出典|小学館 この辞書の凡例を見る 監修:松村明 編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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★リンクテーブル★
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カプシド、キャプシド
[★]
- 英
- capsid protein
- 関
- カプシドタンパク質、カプシド蛋白
[★]
- 英
- nucleocapsid
- 関
- ヌクレオカプシド
[★]
- 英
- encapsidation、encapsidate