出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/11/01 16:36:56」(JST)
エゾウコギ | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Eleutherococcus senticosus (Rupr. et Maxim.) (1859) |
||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
エゾウコギ(蝦夷五加) |
エゾウコギ(蝦夷五加、学名:Eleutherococcus senticosus シノニム Acanthopanax senticosus (Rupr. et Maxim.) Harms)はウコギ科の落葉低木で、薬用植物。
日本の北海道に自生することから、北海道(蝦夷地)の五加(ウコギ)ということで、この名で呼ばれる。他にロシアのアムール州、サハリン州、中国の黒竜江省、吉林省にも分布する。高さは2~3m。
根皮を薬用として用いる。これは、刺五加(しごか)または五加皮(ごかひ)という生薬名がある。
シベリア人参(Siberian Ginseng)とも呼ばれるが、トチバニンジン属の植物ではなく、代表的な薬用「人参」であるオタネニンジンとの類縁関係は薄く、有効成分も異なる。
1960年代、オタネニンジンと同じウコギ科の植物であることから、旧ソ連の科学アカデミーが、薬用としての研究を開始したとされる。1962年に強壮剤としての使用が承認され、1964年にエキス剤の生産が開始された。 1980年のモスクワオリンピックでは、ソ連がこれを選手団の強化に利用していたとして、話題になった。
日本では、古くアイヌ民族が民間薬として用いていたが、北海道の開拓を進めた和人はその価値を知らず、棘が固く邪魔な雑草として、見つけると片端から駆除を行っていた。「ヘビノボラズ」と俗称されるほどの嫌われようだった。
数種類のエレウテロシド(英語版)と呼ばれるサポニンを含有し、オタネニンジンが含有するジンセノサイドとの類似性が指摘される。他にクロロゲン酸、イソフラキシジンなどが有効成分といわれる。
滋養強壮。抗ストレス作用があるともされる。また、反射神経、持久力、集中力を高め運動能力を向上させる作用があるとされる。 鬱病にも効果があるとされる。
健康食品として常用される例も多く、副作用は少ないとされる。頭痛、頻脈、不眠などの症状が現れる場合があり[1]、不明な点もある。血圧上昇との関連性が認められており高血圧治療中の患者には注意を要する[2]
発見が遅く、利用の歴史も浅いことから、中国古典をもとに発展した日本漢方では、この生薬を利用した処方は知られていない。
この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:医学/Portal:医学と医療)。 |
この項目は、植物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:植物/Portal:植物)。 |
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
リンク元 | 「シベリアニンジン」「eleutherococcus」 |
.