- 英
- rhesus monkey、rhesus macaque、Macaca mulatta、rhesus
WordNet
- of southern Asia; used in medical research (同)rhesus_monkey, Macaca_mulatta
PrepTutorEJDIC
- アカゲザル(医薬実験に用いられる;インド産)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/12 06:53:04」(JST)
[Wiki ja表示]
アカゲザル |
アカゲザル Macaca mulatta
|
保全状況評価[1] |
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
|
分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 |
: |
哺乳綱 Mammalia |
亜綱 |
: |
獣亜綱 Eutheria |
目 |
: |
霊長目 Primate |
亜目 |
: |
直鼻猿亜目 Haplorrhini |
科 |
: |
オナガザル科 Cercopithecidae |
亜科 |
: |
オナガザル亜科 Cercopithecinae |
属 |
: |
マカク属 Macaca |
種 |
: |
アカゲザル M. mulatta |
|
学名 |
Macaca mulatta
Zimmermann, 1780 |
和名 |
アカゲザル(赤毛猿) |
英名 |
Rhesus macaque
Rhesus monkey |
アカゲザル(赤毛猿、Macaca mulatta)は、哺乳綱霊長目オナガザル科マカク属に分類されるサルの一種。実験動物として利用されるほか、日本では野生化している外来種である。
目次
- 1 分布
- 2 形態
- 3 生態
- 4 人間との関係
- 5 関連項目
- 6 参考文献
- 7 外部リンク
分布
アフガニスタンからインド北部、中国南部にかけて分布する。
日本では千葉県の房総半島に外来種として定着している[2]。
形態
頭胴長47-64cm、尾長19-30cm[2]。体毛は褐色、上半身はより灰色がかり、下半身は赤黄色がかる。ニホンザルに似るが、尾は長め。
生態
昼行性で、10-50頭の群れで生活する。雑食性。
人間との関係
1960年にリトル・ジョー1Bロケットに乗せられるミス・サムと名付けられたアカゲザル
日本では、飼われていた本種が野生化したものが1995年から千葉県房総半島で確認されている[2]。2005年度の調査では、350-380頭の生息が推定されている[3]。これにともない、本種と近縁なニホンザルとの交雑が2004年に確認され、遺伝子汚染の問題が広がりつつある[2][3]。また、柿などの農業被害も報告されている[2]。 そのため、外来生物法により特定外来生物に指定されており、飼育には特別な許可が必要となる[2]。同様の問題は、和歌山県に定着したタイワンザルでも発生している[2]。
本種は、もともと実験動物として広く利用されている動物で、 マーキュリー計画によりリトル・ジョーロケットに乗ったサルでもある。
Rh式血液型の「Rh」は、アカゲザルの英名 rhesus macaque に由来している。
ヒンドゥー教ではアカゲザルは神聖な動物とされている。
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、アカゲザルに関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにアカゲザルに関する情報があります。 |
参考文献
- ^ Timmins, R. J., Richardson, M., Chhangani, A., Yongcheng, L. (2008年), “Macaca mulatta”, IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4 (International Union for Conservation of Nature), http://www.iucnredlist.org/details/12554
- ^ a b c d e f g 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著) 『決定版 日本の外来生物』 平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7。
- ^ a b 川本芳・川本咲江・川合静・白井啓・吉田淳久・萩原光・白鳥大祐・直井洋司「房総半島に定着したアカゲザル集団におけるニホンザルとの交雑進行 (PDF) 」 、『霊長類研究』第23巻第2号、2007年、 81-89頁、2011年11月17日閲覧。
外部リンク
- ZOONET アカゲザルの映像
- 哺乳類頭蓋の画像データベース(第2版)(MCPA2)
- Eudey, A. & Members of the Primate Specialist Group 2000. Macaca mulatta. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.
|
この項目は、動物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:生き物と自然/プロジェクト:生物)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 長時間作用性吸入β_2刺激薬, インダカテロールマレイン酸塩(オンブレス^【○!R】)の薬理学的特性および臨床効果
- 鈴木 和彦,内山 正彦,松島 総一郎,吉識 美香,北脇 哲二
- 日本薬理學雜誌 = Folia pharmacologica Japonica 140(1), 36-43, 2012-07-01
- … ルと同程度であり,サルメテロールやサルブタモールより強い.また作用発現時間はサルブタモールやホルモテロールと同程度であり,サルメテロールより短いことも示されている.さらにモルモットやアカゲザルを用いた気道収縮実験において,インダカテロールはホルモテロール,サルブタモール,およびサルメテロールに比べて作用持続時間が長いことが明らかとなっている.中等症から重症のCOPD患者を対象と …
- NAID 10030828849
- 清水 孝彦,白澤 卓二
- 日本薬理學雜誌 = Folia pharmacologica Japonica 138(2), 60-63, 2011-08-01
- … オマーカーと位置付けている.これまでに,性ホルモンのエストロゲンやテストステロンが知られている.Insulin-like growth factor-1やビタミンDなどの成長因子やビタミンも加齢性の変動を示す.カロリー制限アカゲザルの研究からdehydroepiandrosterone sulfate,インスリン,体温の変化が長期縦断研究の加齢性変化データと一致することが判明し,注目されている.さらに最近では,生活習慣病と強くリンクする成分も加齢性変 …
- NAID 10029418056
- タイワンザルとアカゲザルにおける尾筋付着部位の比較
- 東島 沙弥佳
- 霊長類研究 = Primate research 26(2), 107-113, 2010-12-20
- Laboratory of Physical Anthropology, Facul Muscular anatomy of the tail has rarely been studied in cercopithecoids. An important exception is Howell & Straus’ (1965) work on the rhesus macaque. Howeve …
- NAID 10027754956
Related Links
- 基本情報 和名 アカゲザル クリックすると拡大画像が表示されます 分類群 哺乳綱 霊長目(サル目) オナガザル科 (Cercopithecidae, Primates, Mammalia) 学名 Macaca mulatta 英名等 Rhesus monkey, Rhesus macaque 自然分布 ...
- アカゲザルはニホンザルによく似ていますが、尾は長く、インドからベトナム辺りまで広く分布しています。動物図鑑ではアカゲザルの生態や習性、分布域や生息環境などについて、アカゲザルの写真と一緒に詳しく紹介しています。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
アカゲザル
- 関
- Macaca mulatta、rhesus、rhesus macaque
[★]
アカゲザル
- 関
- rhesus、rhesus macaque、rhesus monkey
[★]
アカゲザル
- 関
- Macaca mulatta、rhesus、rhesus monkey