(1)(2)(3)(4)
解説
- (2)妊娠可能な女性の下腹部放射線検査は,受胎の恐れのない月経開始後10日以内に行うべきである。これを10 days-ruleという。
- 関
- ten-day rule
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- 問題本文:
- 成熟期婦人の消化管エックス線造影検査について適切なのはどれか
- (1)未婚であれば,いつ行っても良い。
- (2)授乳中であれば,いつ行っても良い。
- (3)妊娠反応陰性を確認して行う。
- (4)卵胞期に行うようにする。
- 正解:(4)としている
- 問題集の解説(抜粋):
- 妊娠可能な女性に対してのX線検査に関する基本的な問題である。10 days-rule(10日規則)は必ず覚えておかなければならない。
- (3)は×。妊娠反応が陰性であっても,検査の感度や時期的なものも含め,妊娠を否定できるものではない。通常は妊娠2週間にて反応陽性となる。
- (4)卵胞期は排卵前であり,受胎の可能性はないため,この時期におこなうべきである。10 days-ruleの基本になっている考え方である。