黄体形成ホルモン放出ホルモン
Japanese Journal
- 神経内分泌学の歴史と現状 (特集 拡がりゆく神経内分泌学の現状と展望)
- ラットの甲状腺機能低下症で認められる副腎および性腺機能障害 : 薬物誘発および先天的甲状腺機能低下モデルを用いた研究
- Egg collection from hatchery-reared broodstock of spotted halibut Verasper variegatus treated with LHRH analog
- SHIMIZU Daisuke,FUJINAMI Yuichiro,SAWAGUCHI Sayumi,MATSUBARA Takahiro
- Fisheries science : FS 78(6), 1245-1252, 2012-11-01
- NAID 10031125918
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
LH-RH注0.1mg「タナベ」
組成
成分・含量 1管(1mL)中
添加物
- 氷酢酸 0.06mg
酢酸ナトリウム水和物 0.04mg
D-ソルビトール 50.0mg
効能または効果
○下垂体LH分泌機能検査
- 正常反応は個々の施設によって設定されるべきであるが、通常、正常人では投与後30分で血中LH値がピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中のそれは30mIU/mL以上になる。しかし、投与後30分の血中LH値だけで十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後経時的に測定し、判定することが望ましい。
なお、判定に当たっては、次の点を考慮することが望ましい。
- 皮下・筋肉内注射時の血中LH反応は、静脈内注射時のそれより低いと考えられる。
- 排卵期の女性は投与前血中レベル及び投与後の血中LH反応が高く、小児では低い。
- 通常成人には、1回本剤1管を静脈内、皮下又は筋肉内に注射する。
静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは、注射用水5〜10mLに混じて、徐々に注射する。
重大な副作用
- 下垂体腺腫患者に投与した場合、まれに頭痛、視力・視野障害等を伴う下垂体卒中(0.1%未満)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には外科的治療等適切な処置を行うこと。
- ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い必要に応じ適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 下垂体前葉を刺激してLH(luteinizing hormone)及びFSH(follicle stimulating hormone)の分泌を促進する。2〜9)
LH分泌促進作用
- 健康成人男子に100μg静脈内投与したとき、血中LH値は10分後より上昇し、30分後に最大(80.3±18.5mIU/mL)に達し、以後漸減する。8)
FSH分泌促進作用
- 健康成人男子に100μg静脈内投与したとき、血中FSH値は10分後より上昇し、30分後に最大(19.0±11.6mIU/mL)に達し、以後漸減する。8)
有効成分に関する理化学的知見
○分子式
○分子量
○性状
- ・白色〜微黄色の粉末で、においはないか、又はわずかに酢酸臭がある。
- ・水、メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくい。
- ・吸湿性である。
- ・0.10gに水10mLを加えて溶かした液のpHは4.8〜5.8である。
★リンクテーブル★
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黄体形成ホルモン放出ホルモン
- 同
- LH-RH