- 英
- Pliocene epoch、Pliocene
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- from 13 million to 2 million years ago; growth of mountains; cooling of climate; more and larger mammals (同)Pliocene_epoch
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- (地質時代で)鮮新世の / 鮮新世(第三紀の最後の世)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/08 21:25:06」(JST)
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鮮新世(せんしんせい、Pliocene)は地質時代の一つであり、約500万年前から約258万年前までの期間。新生代の第五の時代。新第三紀の第二の世であり、最後の世。
パナマ地峡が形成され、ヒマラヤ山脈の上昇が激しくなった。
目次
- 1 分類
- 2 気候
- 3 生物
- 4 脚注
- 5 参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
分類
- ピアセンジアン (3.6 - 2.588 Mya[1]、360万〜258万8000年前)
- ザンクリアン (5.332 - 3.6 Mya、533万2000〜360万年前)
かつては、ジェラシアン (2.588 - 1.806 Mya、258万8000〜180万6000年前)も鮮新世に含まれていたが、2009年6月30日のIUGS勧告により、更新世に含まれることとなった[2]。
気候
気候は寒冷化しており、南極大陸は中新世よりもさらに氷床を拡大していた。北半球での氷床の発達もこの時代に既に始まっていた。ヒマラヤ山脈などの大山脈の形成、上昇が同時に激しい岩石の浸食を招き、これによって大量のカルシウム塩が海に流入していった。このカルシウム塩が二酸化炭素を吸収し石灰岩化していったため大気中の二酸化炭素量は激減していき、寒冷化の進行を促した。
生物
現代の動物相につながるものがほぼ出現している。ヒトの祖先(ヒト亜族)はこの時代に誕生、発展した(いわゆる猿人)。南米大陸が北米大陸に繋がったことで、多くの生物の両大陸間の行き来が可能になった。これによって北米の生物との生存競争にさらされた南米原産の生物は衰退し、絶滅したものも多かった。
脚注
- ^ mya、m.y.a.とは million years ago の略で、百万年前のこと。 英語版Wikipedia参照 ⇒ mya (unit)
- ^ 日本第四紀学会#第四紀学最新情報#第四紀の地位と新しい定義が確立されました2010年9月17日 (金) 16:57 (UTC)閲覧
参考文献
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、鮮新世に関連するカテゴリがあります。 |
- 地質時代 - 顕生代 - 新生代 - Neogene(新第三紀)
外部リンク
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月14日閲覧。
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古第三紀(暁新世{ダニアン - セランディアン - サネティアン} - 始新世{ヤプレシアン - ルテシアン - バートニアン - プリアボニアン} - 漸新世{ルペリアン - チャッティアン}) - 新第三紀(中新世{アキタニアン - バーディガリアン - ランギアン - サーラバリアン - トートニアン - メッシニアン} - 鮮新世{ザンクリアン - ピアセンジアン}) - 第四紀(更新世{ジェラシアン - カラブリアン - 中期 - 後期} - 完新世)
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地球史年表 |
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Japanese Journal
- 日本海中部沿岸域における鮮新世末期の寒冷化の底生動物群への影響 : 富山県高岡市の頭川層産軟体動物群
- 環境指標としてのサンゴ骨格中の微量元素とその変動メカニズムの解明に向けて(地球環境変動と造礁サンゴ II,「海の研究」特集号)
- 井上 麻夕里
- 海の研究 21(5), 159-175, 2012-09-15
- … 本報ではサンゴ骨格中の微量元素に注目し,化石サンゴを用いた鮮新世から歴史時代までの環境復元,現生サンゴを用いた月単位での近過去の環境復元,そして週から日単位の微小スケールでの微量元素変動,と時空間スケールに沿ってこれまでの研究をまとめつつ,問題点を整理していきたい。 …
- NAID 110009544546
- エチオピア産のヒト亜科の足の新化石は多数の鮮新世の二足歩行の適応を示す(地球科学の窓)
Related Links
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- 鮮新世 (せんしんせい、Pliocene)は地質時代の一つであり、約500万年前から約258万 年前までの期間。新生代の第五の時代。新第三紀の第二の世であり、最後の世。 パナマ地峡が形成され、ヒマラヤ山脈の上昇が激しくなった。
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