出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/08 00:59:35」(JST)
舌苔(ぜったい)は、舌に付着する白い苔状のもの。
舌の上皮が伸びたものに細菌や食べカス、粘膜のカスが付着したもののこと。ストレスなど心身系の原因のほか、疫力が低下したり、消化器系の疾患によっても見られるようになるので、その判断の指標にもなる。
また溝状舌の場合は舌苔がたまりやすい。口臭の原因となることもある。従来は除去を勧める歯科が多かったが、現在では自然な生体反応の一つであると考え、また舌粘膜の保護の観点から、物理的除去よりも根本原因の解決を図ることが多い。除去の方法としては舌ブラシなどがある。
舌の細胞は非常に敏感で、空気中に数秒触れるだけで白っぽく変色する。この変化は正常なので、ブラシ等で擦っても取れることはなく、健康な細胞を傷つけてしまうことになる。正常な舌は、口内の上部に常に当たっているのが普通で、この場合は自然に汚れが落ちるが、舌の筋力が低下している低位舌の場合、舌が上部に接触していないので、汚れがこびりついてしまうことが考えられる[1]。
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