主なもの
- 1. 大槽 = 小脳延髄槽(=後小脳延髄槽)：小脳と延髄の間に存在するクモ膜下槽。
- 2. 橋小脳槽 = 橋槽 = 橋前槽
- 3. 脚間槽：左右の大脳脚の間に存在
- 4. 交叉槽：視交叉の前方
- 5. 四丘体槽 = 大大脳静脈槽：四丘体の後ろに存在
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- ICUで働く1年目看護師です。現在くも膜下出血の勉強をしているのですが、脳室ドレーンと脳槽ドレーンの違いが分かりません。挿入部位が違うことは分かりますが、髄液は脳内を循環しているもので、排出目的であればどこに入れても同じだと思ってしまいます。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 非イオン性造影剤
販売名
イオベリン180注10ｍL（脳槽・脊髄用）
組成
- 本剤は1バイアル中にそれぞれ以下の成分を含有する。
内容量
- 10mL
有効成分
- イオヘキソール 3.882g［ヨード含有量：1.8g（180mg/mL）］
添加物
- エデト酸カルシウムナトリウム水和物0.1mg/mL
トロメタモール1.21mg/mL
pH調節剤
禁忌
- 既往歴を含め、痙攣、てんかん及びその素質がある患者
- ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な甲状腺疾患のある患者［ヨードが甲状腺に集積し、症状が悪化するおそれがある］
効能または効果
●イオベリン180注10mL
- コンピューター断層撮影による脳槽造影、コンピューター断層撮影による脊髄造影、腰部脊髄撮影
●イオベリン240注10mL
- コンピューター断層撮影による脳槽造影、コンピューター断層撮影による脊髄造影、頸部脊髄撮影、胸部脊髄撮影、腰部脊髄撮影
●イオベリン300注10mL
- コンピューター断層撮影による脊髄造影、頸部脊髄撮影
- 通常成人1回、撮影の種類、穿刺部位に応じて下記の量を使用する。
なお、年齢、体重、撮影部位の大きさにより適宜増減する。 撮影の種類 穿刺部位 用量
イオベリン180注
10mL用量
イオベリン240注10mL用量
イオベリン300注10mLコンピューター断層
撮影による脳槽造影腰椎 5〜10mL 5〜10mL − コンピューター断層
撮影による脊髄造影腰椎 8〜12mL 8〜12mL 8〜10mL 頸部脊髄撮影 外側頸椎 − 8〜10mL − 頸部脊髄撮影 腰椎 − 8〜12mL 8〜10mL 胸部脊髄撮影 腰椎 − 8〜12mL − 腰部脊髄撮影 腰椎 8〜12mL 8〜12mL − 慎重投与
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する患者
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 脱水症状のある患者［急性腎障害があらわれるおそれがある］
- 高血圧症の患者［血圧上昇等、症状が悪化するおそれがある］
- 動脈硬化のある患者［心・循環器系に影響を及ぼすことがある］
- 糖尿病の患者［急性腎障害があらわれるおそれがある］
- 甲状腺疾患のある患者［ヨードが甲状腺に集積し、症状が悪化するおそれがある］
- アルコール中毒患者［検査中に禁断症状として痙攣発作（アルコール性てんかん）があらわれるおそれがある］
- 慢性呼吸器系疾患のある患者［症状が悪化するおそれがある］
- 急性膵炎の患者［症状が悪化するおそれがある］（「重要な基本的注意」の項参照）
- 高齢者（「高齢者への投与」の項参照）
- 幼・小児（「小児等への投与」の項参照）
重大な副作用
ショック
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。また、軽度の過敏症状も重篤な症状に進展する場合があるので、観察を十分に行うこと。
痙攣発作
- 痙攣発作があらわれることがあるので、このような場合にはフェノバルビタール等バルビツール酸誘導体又はジアゼパム等を投与すること。
アナフィラキシー
- アナフィラキシー（呼吸困難、咽・喉頭浮腫等）があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
麻痺、髄膜炎
- 麻痺、髄膜炎等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
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