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Japanese Journal
- じっくり考えたいケアに悩んだケースとその対応 患者カルテ 発動性が低下している患者とのかかわり方に悩んだケース
- 回復期リハビリテーション病棟での心理的アプローチ:─コラージュを用いた回想法の実践─
- 岩澤 夕喜,笹島 京美
- 作業療法 39(5), 597-604, 2020
- … 患者役割」に徹していた患者は,回想によって過去を思い返し,コラージュによって,その思いを具現化したことで,時間の経過の中に自己の一貫性を得た.これは「目標の出現」,「行動への意欲」,「未来への想い」へと心理的変化を生み出した.発動性の低下した患者にこれらの心理的アプローチを行うことは,自身によって主体的に活動する心理変化のきっかけとなり,自宅退院に向けた行動変容に発展した. …
- NAID 130007926196
- 脳損傷者における感情表出の損傷半球別検討─表情分析と心理・行動特徴の関連性─
- 小浜 尚也,種村 純
- 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 39(2), 229-236, 2019
- … 右半球損傷者は他の半球損傷例に比し有意に意欲・発動性の低下を示した。 …
- NAID 130007870179
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- 自発性とは,精神医学大事典 1) によれば,「他からの影響をうけることなく,目的にそった行為あるいは意志行為をみずから発動させる能力」のことを言う.発動性もほぼ同義に用いられているが,発動性のほうがより根源的,生命的な意味合いをもっている.すなわち,発動性は「欲動」にもとづく行動の発現であるのに対して,自発性は「意志」による行動という意味合いがある.その意味では,自発性という用語のほうがより高級な要素を含んでいる.
- 「意欲・発動性」は遂行機能障害、社会性行動障害、前頭葉機能障害の時に用いられることが多く、「自発性」は失語症、超皮質性運動失語の時に用いられることが主でした。
- 精神機能や運動機能に問題がなくとも、行動に大きな制限が出てしまう意欲・発動性低下。
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★リンクテーブル★
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- 英
- spontaneity、spontaneous、autochthonous, initiative
- 同
- 発動性
- 関
- 自然、自然発症、自然発症的、自発的