- 英
- primary adrenal insufficiency
- 関
- 原発性副腎機能不全
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 原発性副腎不全におけるミネラルコルチコイド補充療法 (特集 内分泌疾患におけるEvidenceに基づいた治療とは?)
- 原発性副腎不全(アジソン病)の診断 (特集 副腎不全とステロイド補充療法)
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- 副腎皮質が破壊され、コルチゾール・アルドステロン・副腎アンドロゲンが欠乏した状態 である。 「慢性」とは急性副腎不全に対応し、「原発性」とは視床下部や下垂体の障害に よらず、副腎そのものが障害され て機能低下をきたしたことを意味する。 原因 ...
- 急激な副腎皮質ホルモンの欠乏がもたらす病態である。迅速に適切な治療を行わないと 死の転帰をとる。 分類. 原発性副腎不全. 副腎の3層がすべて障害されるので、 コルチゾールのみならずアルドステロンや副腎アンドロゲンの分泌の障害さ れる。 続発 性副腎 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- autoimmune hepatitis AIHA, AIH
- 関
- 類狼瘡肝炎(ルポイド肝炎)、難病
まとめ
- 中年の女性に好発する慢性経過の肝炎であり、自己免疫機序が関与していると考えられる。HLA-DR4陽性例に多いといわれている。診断は除外診断であり、ウイルス性肝炎や原発性胆汁性肝硬変などをを除外する。
概念
疫学
- 男女比=1:7で女性に多く、発症は10-30歳での発症もみられるが、多くは40歳以降。
病型
病型と病態
- LAB.894
- II型は抗LKM-1抗体の存在で特徴づけられる
- IIa型は女性に多く、高力価を示し、肝硬変への進展が早い
- IIb型は中年男性に多く、力価はそれほど高くない
病態生理
- 自己免疫機序により肝細胞が障害されるらしいが、詳細は不明である。
病理
症状
- 自覚症状に乏しく、血液検査で偶然発見される
- 肝障害:黄疸、全身倦怠感、食欲不振。重症例では腹水、肝性脳症、肝不全。
検査
- AST, ALT:高値
- γ-グロブリン:高値(2g/dl以上)
- 免疫グロブリンG:高値(2g/dl以上)
- ウイルスマーカー:陰性 (除外診断)
- 抗核抗体:I型で陽性
- 抗平滑筋抗体:I,IV型で陽性
- 抗LKM-1抗体:II型で陽性
- 抗SLA抗体:III型で陽性
- 肝生検:piecemeal necrosisの所見をもつ慢性肝炎の像
診断基準
- 参考3
診断
- 病歴により、アルコール性肝炎、薬物性肝障害、超音波検査にて脂肪肝を除外。
- 免疫血清学検査を行いウイルス性肝炎を除外。自己抗体や免疫グロブリンの変動、サブタイプの変動をみて絞り込み、病理組織学検査で確定診断する。
鑑別疾患
治療
- 副腎皮質ステロイドが著効する
- ステロイド:十分量の後、維持量を継続する
- ウルソデオキシコール酸:ステロイドの減量に有効。また、軽症例での経過観察に用いられる(IMD)。
- 免疫抑制薬:(ステロイド抵抗性例に対して)アザチオプリン
- インターフェロンは自己免疫を賦活化させる方向に作用するので不適
合併症
肝癌:ウイルス性肝炎よりも発癌リスクが少なく、肝細胞癌のリスクへの影響はあるとはいえない。
- 自己免疫疾患:ウイルス肝炎でもありうるが、自己免疫性肝炎の方がより高頻度で起こる(ウイルス性肝炎(22%)vs自己免疫性肝炎(38%)(参考1))
参考
- 1. [charged] Extrahepatic manifestations of autoimmune hepatitis - uptodate [1]
- 2. 自己免疫性肝炎 - 難病情報センター
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/268
- http://jpma-nanbyou.com/Category.aspx?view=c&oid=10&sid=3&kid=1
- http://www8.ocn.ne.jp/~halfboil/criteria/tab-b5.html
[★]
- 英
- primary adrenal insufficiency
- 関
- アジソン病、原発性副腎不全
[★]
- 英
- renal failure, renal insufficiency, renal dysfunction
- 関
- 腎臓。腎排泄
定義
- GFR 30 ml/分以下。
- 臨床的には、血清クレアチニン2 mg/dl以上。
腎不全
経過による分類
原因による分類
症状
- 呼吸・循環器症状
- 消化器症状
- 中枢・末梢神経症状
- 骨代謝異常
- 造血障害
- 免疫不全
- 内分泌機能異常
- 糖・脂質代謝障害
- 眼症状
- 皮膚症状
検査
- 高窒素血症
- 代謝性アシドーシス
- 高カリウム血症
- 高リン血症
- 低カルシウム血症
- 副甲状腺ホルモン増加
- 画像検査:(超音波エコー、CT、MRI)慢性腎不全であれば腎の萎縮が認められる。
治療
注意
- 造影剤の使用:腎機能をさらに悪化させる ← 血液透析で造影剤を除去する
参考
- http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/CKDguide2009.pdf
国試
[★]
- 英
- adrenal insufficiency
- 同
- 副腎機能不全、副腎機能低下症 hypoadrenalism
病因による分類
- primary adrenal disease , primary hypoadrenalism
- secondary adrenal disease, secondary hypoadrenalism
経過も合わせた分類
- primary acute adrenocortical insufficiency, adrenal crisis
- primary chronic adrenocortical insufficiency, Addison disease
- secondary adrenocortical insufficiency
症状
HIM.2263
Table 336-7 副腎不全の症候
|
症候
|
(%)
|
筋脱力(weakness)
|
99
|
皮膚の色素沈着
|
98
|
体重減少
|
97
|
食欲不振、悪心、嘔吐
|
90
|
低血圧(<110/70)
|
87
|
粘膜の色素沈着
|
82
|
腹痛
|
34
|
食塩摂取の欲求
|
22
|
下痢
|
20
|
便秘
|
19
|
失神
|
16
|
めまい
|
9
|
ストレス時の対応
発熱時
- 内服可能時:現処方の3倍量を3日間継続
- 内服不可時:ヒドロコルチゾン100mg IV、 1日4回ヒドロコルチゾン100mg IV 1回30分かけて)
[★]
- 英
- adrenal gland (KH), suprarenal gland (Z)
- 同
- 腎上体
解剖
血管(図:N.322)
- ref(renal_gland_av.png,副腎)
組織
機能
[★]
- 関
- 機能不全、失敗、不十分、不全症、不足、無能、無能力、弁閉鎖不全、弁閉鎖不全症、機能不全症
[★]
- 英
- primary
- 関
- 一次、一次的、一級、原発性、主要、初生、第一次、第一級、プライマリ、プライマリー