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Japanese Journal
- 歩行軌跡形状を歩行者用道路トポロジ情報から検索する屋内歩行者位置推定法
- 沢田 健介,花田 雄一,森 信一郎,佐々木 重信
- 情報処理学会論文誌 54(1), 237-248, 2013-01-15
- … 性航法により推定した歩行者の歩行軌跡形状と相関が高い形状を持つ道路トポロジの組合せパターンを既存の歩行者用道路トポロジ情報の中から検索することで歩行者の位置を推定する.実際に携帯電話を使用して実施した評価実験により,提案方式が被験者の違いや歩行条件の違いから受ける影響量が提案方式を実現するうえで障害とならないことを確認した.さらに実際に携帯電話を使用した実験により川崎市の地下 …
- NAID 110009511444
- 動画を用いたファッションカタログの複合マッチングへの拡張
- 石田 正明,市村 哲
- 情報処理学会研究報告. GN, [グループウェアとネットワークサービス] 2013-GN-86(27), 1-6, 2013-01-09
- … う問題があった.そこで今回,トップスとボトムスの登録および動きの認識を別々に行えるように拡張した.これにより,上下別々のモデルの服を組み合わせることが可能になった.評価実験として,本研究で作成したシステムを 20 代の被験者 5 名に使用してもらった.被験者には,実験終了後アンケート項目に解答してもらった.その結果,本システムが他のシステムと比べてファッションコーディネートに役になったと回答した. …
- NAID 110009509297
- 留置カテーテル用末梢静脈可視化装置の開発: 光による静脈透過システムの可視性評価
- 木森 佳子,須釜 淳子,宮地 利明,中山 和也
- 金沢大学つるま保健学会誌 36(2), 57-66, 2012-12-30
- … 点滴療法などに使用している末梢静脈内カテーテル留置法は対象静脈が目視困難な場合、穿刺の成否、合併症発生の頻度に影響を及ぼす。 …
- NAID 120005122996
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン「タケダ」
組成
製法の概要
- 本剤は、弱毒生ムンプスウイルス(鳥居株)を伝染性の疾患に感染していないニワトリ胚初代培養細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製し、安定剤を加え分注した後、凍結乾燥したものである。本剤は製造工程でウシの血清、乳由来成分(ラクトアルブミン水解物)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。
組成
- 本剤は添付の溶剤(日本薬局方 注射用水)0.7mLで溶解した時、0.5mL当たり次の成分を含有する。
有効成分
- 弱毒生ムンプスウイルス(鳥居株) 5,000 CCID50以上
安定剤
- 乳糖水和物 25mg
L-グルタミン酸カリウム 0.24mg
リン酸水素ナトリウム水和物 0.3125mg
リン酸二水素カリウム 0.13mg
抗生物質
- カナマイシン硫酸塩 12.5μg(力価)以下
エリスロマイシンラクトビオン酸塩 7.5μg(力価)以下
着色剤
希釈剤
pH調節剤
- 適量
- 乳糖水和物、エリスロマイシンラクトビオン酸塩:ウシの乳抽出物
- 抗生物質及び着色剤は細胞培養に用いるTCM-199(培地)中に含有する。
禁忌
(予防接種を受けることが適当でない者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
- 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている者(「相互作用」の項参照)
- 妊娠していることが明らかな者
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
効能または効果
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方 注射用水)0.7mLで溶解し、通常、その0.5mLを1回皮下に注射する。
接種対象者
- 接種対象は、生後12月以上のおたふくかぜ既往歴のない者であれば性、年齢に関係なく使用できる。ただし、生後24月から60月の間に接種することが望ましい。
輸血及びガンマグロブリン製剤投与との関係
- 輸血又はガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は通常、3か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。
また、ガンマグロブリン製剤の大量療法(200mg/kg以上)を受けた者は、6か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。(「相互作用」の項参照)
他のワクチン製剤との接種間隔
- 他の生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること。(「相互作用」の項参照)
また、不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる(なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。
慎重投与
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去にけいれんの既往のある者
- 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
- 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)
- ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
無菌性髄膜炎(0.1%未満)
- 接種後、ワクチンに由来すると疑われる無菌性髄膜炎が発生することがある。接種後3週間前後に、おたふくかぜワクチン(鳥居株)に由来すると疑われる無菌性髄膜炎が、1,600人接種あたり1人程度発生するとの報告がある1)。本剤接種後、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(頻度不明)
- 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれることがある。通常、2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害等があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
脳炎・脳症(頻度不明)
- 脳炎・脳症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
血小板減少性紫斑病
- 血小板減少性紫斑病があらわれることがある(100万人接種あたり1人程度)。通常、接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血等があらわれる。本症が疑われる場合には、血液検査等の観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。
難聴(0.1%未満)
- ワクチン接種との関連性が疑われる難聴があらわれたとの報告がある。通常一側性のため、出現時期等の確認が難しく、特に乳幼児の場合注意深い観察が必要である。本症が疑われる場合には、聴力検査等を行い、適切な処置を行うこと。
精巣炎(0.1%未満)
- ワクチンに由来すると疑われる精巣炎があらわれたとの報告がある。通常、接種後3週間前後に精巣腫脹等が、特に思春期以降の男性にみられるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
急性膵炎(頻度不明)
- 急性膵炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、発熱、嘔気、嘔吐、血清アミラーゼ上昇等の異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ムンプスウイルスは患者の唾液を介して、主として飛沫感染により上気道、唾液腺及び所属のリンパ節に侵入、増殖後、ウイルス血症を起こし、全身の標的臓器に運ばれるものと考えられている。潜伏期は14〜24日(平均18日)で、主として有痛性の耳下腺腫脹をもって発症する6)。しかし、臨床症状は多彩で、髄膜炎等多くの合併症が知られている。予め本剤の接種により、ムンプスウイルスに対する液性免疫及び細胞性免疫が獲得されていると、感染したウイルスの増殖は抑制され、発症は阻止される。
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