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- 他に分類されない代謝性医薬品
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Japanese Journal
- 臨床研究・症例報告 青年期の慢性免疫性血小板減少症に対するTPO受容体作動薬(ロミプロスチム)の使用経験
- 口腔癌切除術後に特発性血小板減少性紫斑病を発症した1例
- P8-012 脾摘が有効であった免疫原性血小板減少症の1例
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- そして2008年、米国において難治性ITPに対するトロンボポエチン受容体作動薬としてロミプロスチム(romiplostim)とエルトロンボパグ(eltrombopag)が承認されました。 (3)エルトロンボパグ(eltrombopag)とロミプロスチム 非 ...
- 濃度が500μg/mLとなり、溶液0.5mLがロミプロスチム の投与量250μgに相当する。本剤は投与液量が少ない ため0m1、0.L目盛り注射器等を用いて投与すること(「適 用上の注意」の項参照。) 【使用上の注意】 1. 慎重投与(次の ...
- 血液・呼吸器内科のお役立ち情報 北陸から良き内科医を、そして世界に通用する血液と呼吸器の専門医を育てる ... ロミプロスチム(トロンボポエチン受容体作動薬、ロミプレート) 論文紹介を続けさせていただきます。 今回 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 血小板造血刺激因子製剤
- トロンボポエチン受容体作動薬
販売名
ロミプレート皮下注250μg調製用
組成
有効成分(1バイアル中)
375μg注)
ただし、本剤の調製方法に基づき、1バイアルあたり0.72mLの注射用水に溶解した溶液0.5mL中に含まれるロミプロスチム(遺伝子組換え)は250μgである。
添加物(1バイアル中)
- D-マンニトール 30mg
精製白糖 15mg
L-ヒスチジン 1.2mg
ポリソルベート20 0.03mg
希塩酸 適量
- 注)本剤は、注射器への吸引時及び投与時の損失を考慮し、1バイアルから250μgを注射可能な量を確保するために過量充填されている。
禁忌
効能または効果
- 他の治療にて十分な効果が得られない場合、又は忍容性に問題があると考えられる場合に使用すること。
- 血小板数、臨床症状からみて出血リスクが高いと考えられる場合に使用すること。
- 通常、成人には、ロミプロスチム(遺伝子組換え)として初回投与量1μg/kgを皮下投与する。投与開始後は血小板数、症状に応じて投与量を適宜増減し、週1回皮下投与する。
また、最高投与量は週1回10μg/kgとする。
- 本剤は下表を参照の上、治療上必要最小限の用量で使用すること。
- 本剤投与中は、血小板数が安定するまで(少なくとも4週間にわたり用量調整せずに血小板数が50,000/μL以上)、血小板数を毎週測定すること。血小板数が安定した場合でも4週に1回を目安に血小板数を測定すること。
- 本剤は出血のリスクが高い場合に使用し、血小板数を正常化する目的で使用しないこと。
- 最高投与量として週1回10μg/kgを4週間連続投与しても、臨床上重大な出血リスクを回避できるレベルに血小板数が増加しなかった場合は、本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
- 1バイアルあたり0.72mLの注射用水を加え溶解すると、濃度が500μg/mLとなり、溶液0.5mLがロミプロスチムの投与量250μgに相当する。本剤は投与液量が少ないため、0.01mL目盛り注射器等を用いて投与すること(「適用上の注意」の項参照)。
慎重投与
- 脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓等の患者又はそれらの既往歴を有する患者[血栓症又は血栓塞栓症を起こすおそれがある](「重要な基本的注意」の項参照)
- 腎機能障害又は肝機能障害のある患者[使用経験が少ない]
重大な副作用
血栓症・血栓塞栓症
- 肺塞栓症(0.8%)、深部静脈血栓症(0.8%)、心筋梗塞(0.6%)、血栓性静脈炎(0.5%)等があらわれることがあるため、本剤投与後は、定期的に血小板数を測定すること。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
骨髄レチクリン増生(1.7%)
- 骨髄レチクリン増生が認められることがあり、骨髄線維化があらわれる可能性がある。血球系の形態異常又は血球減少を認めた場合は、本剤の投与を中止すること。また、線維化状態の確認のため骨髄生検・特殊染色等の実施を考慮すること。
出血(頻度不明)
- 本剤の投与中止後に出血を生じることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は、巨核球系前駆細胞に直接作用し、血小板造血作用を発揮する。5)
造血作用
- 本剤は、正常マウス、ラット、アカゲザル及びカニクイザルに静脈内又は皮下投与した際に、血小板造血作用(血小板数の増加)を示し、脾臓摘出マウスへの皮下投与においても同様な作用を示した。また血小板に対する自己抗体の産生により、血小板破壊が起こり血小板減少を呈するW/BF1系マウスへの皮下投与により、血小板数減少に対して改善作用を示した。
作用機序
- 本剤は、トロンボポエチン受容体に結合し、ヒト末梢血及びカニクイザル骨髄由来造血前駆細胞に対して巨核球前駆細胞由来のコロニー形成を濃度依存的に促進させた(in
vitro)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ロミプロスチム(遺伝子組換え)
Romiplostim(Genetical
Recombination)
分子量
本質
- ロミプロスチム(遺伝子組換え)は、遺伝子組換えFc-ペプチド融合タンパク質であり、2〜228番目はヒトIgG1のFc領域、また229〜269番目はヒトトロンボポエチン受容体結合配列を含むペプチドからなる。ロミプロスチムは、269個のアミノ酸残基からなるサブユニット2分子から構成されるタンパク質である。
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