- 英
- ribostamycin
- 化
- 硫酸リボスタマイシン ribostamycin sulfate
- 商
- ビスタマイシン
Japanese Journal
- リボスタマイシンの毒性学的研究 急性毒性と薬動力学的解析:急性毒性と薬動力学的解析
- 中枢神経抑制剤とリボスタマイシンの併用による実験的筋ち緩作用について
- 70 ^2H-NMRによるリボスタマイシン生合成の立体化学的研究
Related Links
- 薬効 6134 アミノ糖系抗生物質製剤 一般名 リボスタマイシン硫酸塩注射液 英名 Vistamycin 剤形 注射液 薬価 288.00 規格 500mg1管 メーカー MeijiSeikaファルマ 毒劇区分
- 第十六改正日本薬局方 化学薬品等 リボスタマイシン硫酸塩 Ribostamycin Sulfate 硫酸リボスタマイシン C17H34N4O10.xH2SO4 [53797-35-6] 本品は,Streptomyces ribosidificus の培養によって得られる抗細菌活性を有するアミノグリコシド ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ビスタマイシン筋注500mg
組成
- ビスタマイシン筋注500mg(1アンプル1.5mL)は、下記の成分を含有する。
有効成分
添加物
- 亜硫酸水素ナトリウム 1mg
クエン酸ナトリウム水和物、pH調整剤
禁忌
- 本剤の成分並びにアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- リボスタマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、大腸菌、肺炎桿菌、プロテウス属
適応症
- 敗血症、表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、淋菌感染症、腹膜炎、胆嚢炎、涙嚢炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、顎炎
- 通常、成人はリボスタマイシンとして1日量1.0g(力価)を1〜2回に分け、小児・乳幼児はリボスタマイシンとして1日量20〜40mg(力価)/kgを1〜2回に分け、それぞれ筋肉内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
- 腎障害のある患者には、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて使用すること。(「慎重投与」の項参照)
慎重投与
- 腎障害のある患者[高い血中濃度が持続し、腎障害が悪化するおそれがあり、また、第8脳神経障害等の副作用が強くあらわれるおそれがある。]
- 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[神経筋遮断作用がある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
重大な副作用
- 耳鳴(0.1〜5%未満)、難聴・眩暈(0.1%未満)等の第8脳神経障害(主として蝸牛機能障害)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止することが望ましいが、やむを得ず投与を続ける必要がある場合には、慎重に投与すること。
- 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、心悸亢進、発汗、悪寒等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
in vitro抗菌作用
- リボスタマイシンはグラム陽性菌・陰性菌に対して抗菌作用を示した。9)
有効成分に関する理化学的知見
性 状
- リボスタマイシン硫酸塩は白色〜黄白色の粉末である。
本品は水に極めて溶けやすく、エタノール(95)にほとんど溶けない。
一般名
- リボスタマイシン硫酸塩 Ribostamycin Sulfate
略 号
化学名
- 2,6-Diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→4)-[β-D-ribofuranosyl-(1→5)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
分子式
分子量
分配係数
- (log10 1-オクタノール層/水層、20±5℃)