英: Little Leaguer's shoulder, little leaguer's shoulder
同: リトルリーガーズ・ショルダー
関: 野球肩、骨端骨折

成長期の野球選手が過度の投げ込みを行ったときに起こる。
上腕骨近位の骨端線離開
症状：投球時や投球後に痛みが出る。関節の運動に制限はない。抵抗運動で痛みを生じる。
診断：単純レントゲン：成長軟骨板の離開
対処：投球禁止。レントゲンで修復増が見られれば、練習再開可能。筋力訓練のみ。痛みがなければ打撃練習可能。投球開始まで3-6ヶ月。

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2016/01/18 05:31:50」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

画像提供依頼：成長軟骨またはリトルリーガー肩の症例写真の画像提供をお願いします。（2009年5月）

リトルリーガーズショルダー（Little leaguers shoulder）は、少年野球の選手に多くみられる肩のスポーツ障害で、上腕骨の近位骨端成長軟骨板の炎症あるいは損傷である。

リトルリーガー肩、リトルリーグ肩、少年野球肩ともいう。

発生機序

上腕骨（上腕の骨）のように長い骨を長管骨と呼ぶ。ヒトの誕生直後は、長管骨の骨端（骨の両端）は軟骨でできており、成長とともに骨化が進む。したがって、成長期の子どもの上腕骨においては、骨端に骨化前の軟骨が存在する。

投球動作で腕を強く振ると、フォロースルーにおいて上腕骨近位（頭に近い側）の骨端成長軟骨板に強い力がかかり、炎症あるいは損傷が発生する。

参考文献

社団法人全国柔道整復学校協会・教科書委員会『柔道整復学ー理論編（改訂第5版）』、南江堂、2009年

この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:医学／Portal:医学と医療）。

Japanese Journal

リトルリーガーズショルダー (特集/種目別にみたスポーツ障害--競技復帰へのプログラムを中心に) -- (野球)

岩堀裕介,加藤真,大須賀友晃 [他]
整形外科 58(8), 881-892, 2007-07
NAID 40015570577

Related Pictures

リトルリーガーズショルダーリトルリーガーズ・ショルダー

★リンクテーブル★

リンク元	「野球肩」「Little Leaguer's shoulder」「little leaguer's shoulder」
関連記事	「トル」

「野球肩」

　　[★]

英: baseball shoulder
同: 投球障害肩、
関: リトルリーガーズショルダー

「Little Leaguer's shoulder」

　　[★] リトルリーガーズショルダー

「little leaguer's shoulder」