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- Sorghum、Sorghum bicolor
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- ソルガム、モロコシ属、ソルガム属、Sorghum属
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/03 04:09:31」(JST)
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モロコシ |
モロコシ Sorghum bicolor
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分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 Angiosperms |
階級なし |
: |
単子葉植物 Monocotes |
目 |
: |
イネ目 Poales |
科 |
: |
イネ科 Poaceae |
属 |
: |
モロコシ属 Sorghum |
種 |
: |
モロコシ S. bicolor |
|
学名 |
Sorghum bicolor
(L.) Moench, 1794 |
モロコシ(蜀黍、唐黍、学名 Sorghum bicolor)は、イネ科の一年草のC4植物・穀物。熱帯アフリカ原産。ソルガムとも呼ぶ。また、中国での呼称であるコーリャン(高粱)ともかつては呼ばれた。主要な栽培食物のひとつであり、穀物としての生産面積ではコムギ、イネ、トウモロコシ、オオムギに次いで世界第5位である。熱帯、亜熱帯の作物で乾燥に強く、イネ、コムギなどが育たない地域でも成長する。
目次
- 1 特徴
- 2 歴史と利用
- 3 生産量
- 4 主食として用いる際の注意点
- 5 ホワイトソルガム
- 6 出典
- 7 関連項目
特徴
草丈は、野生種でおおむね3メートルに達するが、栽培用品種では1.5メートル程度のものが多い。葉も長さ1メートル以上で幅10センチメートル程度になり、茎は太さ3センチメートル程度で芯の詰まったものとなっている。夏になると茎の先端に穂が出る。穂は節が10程あり(節は必ずしも明瞭ではないが、複数の穂枝が出ていることから逆に見分けられる)、各節より6本程度の枝が放射状に出ている。各枝は更に数十に枝分かれしており、最終的には一つの穂で3,000程の小さな穂を付ける。なお、実の千粒重は25グラム程度。その色は紫や赤に近い。
歴史と利用
紀元前3000年頃からスーダンやエチオピアで栽培されていたことが知られており、早い時期に北アフリカ、インドへ伝播し、後にはアフリカ、中央アメリカ、中国、東南アジアにも伝播して栽培種となった。日本には15世紀ごろ中国を経由して伝来し、五穀(キビ)の一種としてモロコシ、タカキビ(高黍)という名前での食用栽培のほか、サトウモロコシ、トウキビ(トウモロコシを意味することもある)、ロゾク(蘆粟)という名で、糖汁採取目的の栽培も行われてきた[1]。
飼料用途も多いが、21世紀に入っても依然として食用として栽培されている国は多い。穀物として食べた時はソバに似た食感があり、北アフリカではクスクスや粥の、インドではチャパティなどのフラットブレッドの材料として使われる[2]。ひき肉のような弾力とコクがあるので「たかきびハンバーグ」などとして主食の材料にも使われるほか、アメリカ合衆国南部では、濃褐色のシロップが作られ、ビスケットにつけて食べられる。漢名は「蜀黍」(しょくしゅ)だが、現代の中国名は「高粱」(こうりゃん、カオリャン)で、白酒(パイチュウ、中国酒の一種である蒸留酒)、茅台酒(マオタイチュウ)の原料に、南部アフリカではビールの醸造に使われる。
満州国(1933年~1945年まで存在した国家)では、国花に指定されていた。1933(大同2)年4月に決定されたとの記録がある[3]。
生産量
2002年時点の世界生産量は5450万トン、アメリカ合衆国 (17.2%)、ナイジェリア (14.1%)、インド (13%) の順であるが、地域別に集計するとアフリカ州、アジア州、北アメリカ州の順となる(FAO Production Yearbook 2002)。
主食として用いる際の注意点
モロコシを主食として用いる場合、その蛋白質中のリシンの少なさとロイシンの過剰に注意する必要がある。特に後者は結果としてナイアシン(ビタミンB3)の欠乏症である、ペラグラを引き起こすことがある。
ホワイトソルガム
品種改良したホワイトソルガムがアメリカで開発され、日本でも流通している。実の色は白く、従来のモロコシが含んでいたタンニンの除去に成功しているとされる。また、小麦粉に含まれるグルテンを含まないので小麦アレルギーがある者でも問題なく食べられる、鉄分・カルシウム・マグネシウム・食物繊維・不飽和脂肪酸などを他の穀物よりも多く含む、などの利点がアピールされている。
出典
- ^ ソルガムの紹介(長野県畜産試験場)[リンク切れ]
- ^ ビル・ローズ著 柴田譲治訳『図説:世界史を変えた50の植物』 原書房、2012年、p224
- ^ 「建国後三年間の堅実な歩み 満洲国の重要記録」、『満洲日報』1935年(昭和10年)3月1日付
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、モロコシに関連するメディアがあります。 |
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ウィキスピーシーズにモロコシに関する情報があります。 |
Japanese Journal
- アメリカ穀物協、主要5州の生産者ら招き 14年産トウモロコシの作況・需給セミナー
- 飼料用トウモロコシの播種・収穫機械化作業技術 (特集 飼料自給率向上に向けて)
- 住田 憲俊
- 農業食料工学会誌 = Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers 76(5), 360-364, 2014-09
- NAID 40020204791
- 飼料用トウモロコシ栽培の今後の展望 (特集 飼料自給率向上に向けて)
- 菅野 勉
- 農業食料工学会誌 = Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers 76(5), 353-359, 2014-09
- NAID 40020204772
Related Links
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アシクロビル顆粒40%「テバ」
組成
有効成分
含量
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム、タルク、二酸化ケイ素
禁忌
- 本剤の成分あるいはバラシクロビル塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
[成人]
- ・単純疱疹
- ・造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
- ・帯状疱疹
[小児]
- ・単純疱疹
- ・造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
- ・帯状疱疹
- ・水痘
- ・性器ヘルペスの再発抑制
- 小児の性器ヘルペスの再発抑制においては、体重40kg以上に限り投与すること。
- 成人における性器ヘルペスの再発抑制に対する適応はない。
[成人]
・単純疱疹:
- 通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回経口投与する。
・造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:
- 通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
・帯状疱疹:
- 通常、成人には1回アシクロビルとして800mgを1日5回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
[小児]
・単純疱疹:
- 通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
・造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:
- 通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
・帯状疱疹:
- 通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は800mgとする。
・水痘:
- 通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は800mgとする。
・性器ヘルペスの再発抑制:
- 通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
腎障害のある患者又は腎機能の低下している患者、高齢者では、精神神経系の副作用があらわれやすいので、投与間隔を延長するなど注意すること。なお、本剤の投与間隔の目安は下表のとおりである(参考)注)。なお、腎障害を有する小児患者における本剤の投与量、投与間隔調節の目安は確立していない。(「慎重投与」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」、「過量投与」の項参照)
注)外国人における成績である。
慎重投与
- 腎障害のある患者〔精神神経症状等があらわれやすい。(「用法及び用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」の項参照)〕
- 肝障害のある患者〔肝障害が増悪するおそれがある。〕
- 高齢者〔精神神経症状等があらわれやすい。(「用法及び用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」の項参照)〕
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
- 次のような症状がまれにあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管浮腫等)
汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群(DIC)、血小板減少性紫斑病
急性腎不全
精神神経症状:
- 意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
呼吸抑制、無呼吸
間質性肺炎
肝炎、肝機能障害、黄疸
急性膵炎
薬効薬理
- アシクロビルは、ヘルペス群ウイルス感染細胞内でウイルス誘導のチミジンキナーゼにより酸化されて活性型のアシクロビル三リン酸となり、ウイルスDNAポリメラーゼを阻害すると共にウイルスのDNAに取り込まれてウイルスのDNA鎖形成を阻害する。正常細胞では活性化を受けないので、正常細胞への毒性は極めて低い3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 2-Amino-9-[(2-hydroxyethoxy)methyl]-1,9-dihydro-6H-purin-6-one
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
水に溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
0.1mol/L塩酸試液又は希水酸化ナトリウム試液に溶ける。
★リンクテーブル★
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- Sorghum、Sorghum bicolor
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[★]
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- Zea mays