- 関
- 低用量ピル
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- 1日1錠を毎日一定の時刻に白色錠を21日間連続経口投与し、続けて緑色錠を7日間、合計28日間連続投与する 次周期以降は、消退出血の有無にかかわらず、引き続き白色錠より投与を開始し、28日間連続投与する
- マーベロン28の使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください 過敏性素因 肝腫瘍 冠動脈疾患 血栓性静脈炎 子宮内膜癌 脂質代謝異常 重篤な肝障害 糖尿
- マーベロン28の添付文書 添付文書PDFファイル PDFファイルを開く ※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。 効果・効能 避妊。 (効能又は効果に関連する注意) 本剤は ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
マーベロン21
組成
- マーベロン21:1錠中に有効成分としてデソゲストレル0.15mg、エチニルエストラジオール(日局)0.03mgを含有
添加物
- 添加物としてバレイショデンプン、ポビドン、ステアリン酸、軽質無水ケイ酸、トコフェロール、乳糖水和物、ヒプロメロース、マクロゴール400、酸化チタン、タルクを含有
効能または効果
- 経口避妊剤使用開始1年間の飲み忘れを含めた一般的使用における失敗率は9%との報告がある(「臨床成績」の項参照)。
マーベロン21
- 1日1錠を毎日一定の時刻に計21日間連続経口投与し、その後7日間休薬する。同様の方法で、避妊する期間繰り返し投与する。
マーベロン28
- 1日1錠を毎日一定の時刻に白色錠を21日間連続経口投与し、続けて緑色錠を7日間、合計28日間連続投与する。次周期以降は、消退出血の有無にかかわらず、引き続き白色錠より投与を開始し、28日間連続投与する。したがって、1周期目の投与開始より休薬期間は一切とらない。通常、緑色錠服用中に月経(消退出血)が発来する。
- 本剤は、他の経口避妊剤の投与が適当でないと考えられる場合に投与を考慮すること[レボノルゲストレル等の経口避妊剤と比較して、静脈血栓症の相対危険率を増加させることを示唆する報告がある。(「その他の注意」の項参照)]。
- 毎日一定の時刻に服用させること(「重要な基本的注意」の項参照)。
服用開始日
- 経口避妊剤を初めて服用させる場合、月経第1日目から服用を開始させる。服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、飲みはじめの最初の1週間は他の避妊法を併用させること。
慎重投与
次の患者又は女性には慎重に投与すること
- 40歳以上の女性[一般に心筋梗塞等の心血管系の障害が発生しやすくなる年代であるため、これを助長するおそれがある。]
- 子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
- 乳癌の既往歴のある女性[乳癌が再発するおそれがある。]
- 乳癌の家族歴又は乳房に結節のある女性[エストロゲン投与と乳癌発生との因果関係についてその関連性を示唆する報告もあるので、定期的に乳房検診を行うなど慎重に投与すること。]
- 喫煙者(「禁忌」の項参照)
- 肥満の女性[血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。]
- 血栓症の家族歴を持つ女性[血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。]
- 前兆を伴わない片頭痛の患者[脳血管障害(脳卒中等)が発生しやすくなるとの報告がある。]
- 心臓弁膜症の患者(「禁忌」の項参照)
- 軽度の高血圧(妊娠中の高血圧の既往も含む)のある患者(「禁忌」の項参照)
- 耐糖能の低下している女性(糖尿病患者及び耐糖能異常の女性)[耐糖能が低下することがあるので、十分コントロールを行いながら投与すること。]
- ポルフィリン症の患者[症状が増悪することがある。]
- 肝障害のある患者(「禁忌」の項参照)
- 心疾患、腎疾患又はその既往歴のある患者[ナトリウム又は体液の貯留により症状が増悪することがある。]
- てんかん患者[症状が増悪することがある。]
- テタニーのある患者[症状が増悪することがある。]
重大な副作用
血栓症
0.1%
- 血栓症(四肢、肺、心、脳、網膜等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等の症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は排卵抑制作用を主作用とし、子宮内膜変化による着床阻害作用及び頸管粘液変化による精子通過性阻害等により避妊効果を発揮する。
排卵抑制作用6〜8)
- 本剤の連続服用により、血中の黄体・卵胞ホルモン値は一定に保持される。その結果、脳下垂体前葉ゴナドトロピン分泌の生理的パターンが阻害され、ゴナドトロピン分泌の減少により、排卵が抑制される。
子宮内膜の性状変化による着床阻害作用8)
- 本剤の連続服用により、子宮内膜の性状が変化し、その結果、受精卵の着床が阻害される。
子宮頸管粘液の変化による精子通過性阻害作用6〜8)
- 本剤の連続服用により、子宮頸管粘液の性状や組成の変化が起こり、子宮腔内への精子の通過性が阻害される。
有効成分に関する理化学的知見
デソゲストレルの理化学的知見
一般名
化学名
- (+)-17α-Ethynyl-18-methyl-11-methylene-4-estren-17-ol
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはない。
アセトン、ジクロロメタン又はテトラヒドロフランに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)又はジエチルエーテルに溶けやすく、ヘキサンにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
融点
エチニルエストラジオールの理化学的知見
一般名
- エチニルエストラジオール(Ethinylestradiol)
化学名
- 19-Nor-17α-pregna-1,3,5(10)-triene-20-yne-3,17-diol
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
ピリジン又はテトラヒドロフランに溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- low-dosage pill
- 同
- 低用量経口避妊薬
- 関
- ピルの副作用、経口避妊薬
概念
- 避妊を目的として用いられる。月経障害あるいは子宮内膜症に対する治療効果もある。
適応
副効用
- 月経周期のコントロール、月経量が減少して月経痛が軽減、月経前症候群の軽減、子宮内膜症の予防、ニキビや多毛症の改善(改善することがある)、卵巣癌・子宮体癌のリスクが低下。
副作用
- 悪心、頭痛、不正出血、乳房の張り、倦怠感
- 血栓症(35歳以上かつ1日15以上喫煙者でリスク上昇)
製品
参考
- http://mixi-pill.com/images/mixi-pill.com_ichiran.pdf
[★]
エチニルエストラジオール、デソゲストレル