ネイリン
Japanese Journal
- 新規経口爪白癬治療薬ホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物(ホスラブコナゾール)の薬理学的特徴と臨床的有用性
- 山口 英世
- The Japanese journal of antibiotics 72(3), 187-207, 2019-09
- NAID 40022031991
- 新薬まるわかり 経口抗真菌薬 ネイリンカプセル100mg(ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物)
- 木﨑 速人,北村 美帆,佐藤 宏樹,三木 晶子
- 日経ドラッグインフォメーションプレミアム版 (257), PE30-32, 2019-03
- NAID 40021836308
- 爪白癬治療におけるホスラブコナゾールの位置づけ (平成30年度東京都皮膚科医会 緑陰勉強会)
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- これは抗真菌作用を発揮するラブコナゾールのプロドラックとして、ホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物が用いられており、体内に吸収されると速やかに代謝されて有効成分のラブコナゾールへと変化するようになっています。
- 「爪白癬」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のネイリンカプセル100mg(一般名:ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物)が2018年1月19日に承認されました! 新薬情報オンライン【新薬
- 「ネイリン ® カプセル100mg」は、活性成分であるラブコナゾールの生物学的利用率を向上させたホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物を有効成分としており、エーザイが創製し、佐藤製薬が経口投与爪白癬治療剤として約20年 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ネイリンカプセル100mg
組成
成分・含量(1カプセル中)
- ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物 169.1mg
(ラブコナゾールとして100mg)
添加物
- 酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、ラウリル硫酸ナトリウム
効能または効果
〈適応菌種
〈適応症
- 直接鏡検又は培養等に基づき爪白癬であると確定診断された患者に使用すること。
- 通常、成人には1日1回1カプセル(ラブコナゾールとして100mg)を12週間経口投与する。
- 投与終了後は、爪の伸長期間を考慮して経過観察を行うこと。
なお、本剤は、新しい爪が伸びてこない限り一旦変色した爪所見を回復させるものではない。[「臨床成績」の項参照]
慎重投与
- 肝障害を有する患者[「重要な基本的注意」、「副作用」の項参照]
- ワルファリンを投与中の患者[「重要な基本的注意」、「相互作用」の項参照]
重大な副作用
肝機能障害
- AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗真菌作用24)25)
抗真菌活性(in vitro)
- 本剤の活性本体であるラブコナゾールは、爪白癬の主要原因菌であるTrichophyton rubrum及びTrichophyton mentagrophytesの新鮮臨床分離株に対し、強い抗真菌活性を示した。
モルモット皮膚糸状菌症モデルに対する作用(in vivo)
- モルモットTrichophyton mentagrophytes皮膚糸状菌症モデルにおいて、ラブコナゾールの経口投与により、感染局所の臨床症状の改善及び用量依存的な感染局所体毛の菌陰性化率の増加が認められた。
作用機序26)
- 本剤は、ラブコナゾールのプロドラッグ(ホスホノキシメチル化合物:ホスラブコナゾール)であり、動物及びヒトに投与すると速やかにラブコナゾールに代謝される。ラブコナゾールは、真菌細胞の膜成分であるエルゴステロール生合成を阻害することにより、抗真菌作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
- C23H20F2N5O5PS・C6H14N2O2・C2H6O
分子量
性状
溶解性
- 水に溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
融点
比旋光度〔α〕20D
★リンクテーブル★
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商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
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- 関
- レンニン