- 英
- flashback phenomenon
- 同
- 逆耐性現象 reverse tolerance、感受性増感 sensitization、フラッシュバック、再燃現象
- 関
- 覚醒剤中毒
WordNet
- (psychology) the process of becoming highly sensitive to specific events or situations (especially emotional events or situations) (同)sensitisation
- the state of being sensitive (as to an antigen) (同)sensitisation
- a transition (in literary or theatrical works or films) to an earlier event or scene that interrupts the normal chronological development of the story
- an unexpected but vivid recurrence of a past experience (especially a recurrence of the effects of an hallucinogenic drug taken much earlier)
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- (映画・小説・劇などの)フラッシュバック(物語の進行途中に過去の回想(事件など)を捜入する手法)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/23 22:55:33」(JST)
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この項目では、強烈な心的外傷が突如として再現される現象について説明しています。薬物の作用の再現現象については「フラッシュバック (薬物)」をご覧ください。 |
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フラッシュバック (flashback) とは、強いトラウマ体験(心的外傷)を受けた場合に、後になってその記憶が、突然かつ非常に鮮明に思い出されたり、同様に夢に見たりする現象。心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害の特徴的な症状のうち1つである
概要
フラッシュバックという用語は過去に起こった記憶で、その記憶が無意識に思い出されかつそれが現実に起こっているかのような感覚が非常に激しいときに特に使われる。フラッシュバックが起きた場合には、必ずしも映像及び音が存在するとは限らない。記憶には様々な要素があるため、フラッシュバックは「恐怖」などといった感情や味覚、痛覚など、感覚の衝撃として発生し得る。
フラッシュバックは、幼児期に経験した外傷体験を言語的に認識する能力を持たないまま記憶し、それでもなお忘れられない場合にも起こる。この、外傷体験を当初から取り込むことに失敗する現象のことを解離という。この記憶はまともに意識に上らないため、時間に抵抗し変造加工が困難である。また、それゆえにフラッシュバック性の記憶はその鮮明さにも拘らず言語化が困難でもある。さらに時間とともに霞がかからずむしろ原記憶よりも鮮明さは増す傾向が強い。
幼年期のトラウマの体験者は、これらの感情の記憶を意識化しないまま持っている可能性もあり、そしてフラッシュバックにおいてそれらを再経験する可能性がある。
治療
大麻は、PTSDによる不安や、フラッシュバックの影響を弱め、大麻がPTSDの症状を減少させるという証拠は蓄積されている[1]。
大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)の作用を模倣する合成カンナビノイドのナビロンを用いた小規模な試験が存在する。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の悪夢の治療のためのナビロンを用い、47人中34人(72%)の患者が、悪夢の頻度や強さを減少させ、28人(59%)で悪夢が完全に休止した[2]。
関連項目
- 心的外傷後ストレス障害
- デジャヴ
- フラッシュバルブ記憶
- 虐待 - 児童虐待 - 児童性的虐待
- いじめ - 性的いじめ
脚注
- ^ Passie, Torsten; Emrich, Hinderk M.; Karst, Matthias; Brandt, Simon D.; Halpern, John H. (2012). "Mitigation of post-traumatic stress symptoms by Cannabis resin: A review of the clinical and neurobiological evidence". Drug Testing and Analysis 4 (7-8): 649–659. doi:10.1002/dta.1377. PMID 22736575.
- ^ Fraser, GA (2009). "The Use of a Synthetic Cannabinoid in the Management of Treatment-Resistant Nightmares in Posttraumatic Stress Disorder (PTSD)". CNS Neurosci Ther 15 (1): 84–88. doi:10.1111/j.1755-5949.2008.00071.x. PMID 19228182.
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- 長期経過後, 飲酒を契機に flashback 現象を呈した覚醒剤精神病の1例
- 笠貫 浩史,島田 秀穂,鈴木 利人,新井 平伊
- 順天堂医学 = Juntendo medical journal 55(3), 347-350, 2009-09-30
- NAID 10029497432
- 高橋 宏昌,池山 尚岐,梅本 丈二,青柳 直子,原 巌,喜久田 利弘
- 日本口腔外科学会雑誌 54(10), 591-594, 2008-10-20
- Stimulant abuse is a social problem in recent years. We describe a patient with a history of stimulant abuse who had flashback phenomena during hospitalization for the treatment of a maxillofacial phl …
- NAID 10027089497
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- 閃光、引火、光を放つ、のぼせ
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