- 英
- basil、Ocimum basilicum
- 関
- スウィートバジル、メボウキ、スイートバジル
WordNet
- any of several Old World tropical aromatic annual or perennial herbs of the genus Ocimum
- leaves of the common basil; used fresh or dried (同)sweet_basil
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉メボウキ(芳香のある草) / 〈U〉バジル(メボウキの葉…香辛料)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/10/05 05:31:50」(JST)
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この項目では、植物について記述しています。出版社については「バジリコ (出版社)」をご覧ください。 |
|
「バジル」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「バジル (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
バジリコ |
バジリコ
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
目 |
: |
シソ目 Lamiales |
科 |
: |
シソ科 Lamiaceae |
属 |
: |
メボウキ属 Ocimum |
種 |
: |
メボウキ O. basilicum |
|
学名 |
Ocimum basilicum L. |
和名 |
メボウキ |
英名 |
Basil |
バジル、生
100 g (3.5 oz)あたりの栄養価 |
エネルギー |
94 kJ (22 kcal) |
炭水化物 |
2.65 g |
- 糖分 |
0.3 g |
- 食物繊維 |
1.6 g |
脂肪 |
0.64 g |
- 飽和脂肪酸 |
0.041 g |
- 一価不飽和脂肪酸 |
0.088 g |
- 多価不飽和脂肪酸 |
0.389 g |
タンパク質 |
3.15 g |
- トリプトファン |
0.039 g |
- トレオニン |
0.104 g |
- イソロイシン |
0.104 g |
- ロイシン |
0.191 g |
- リシン |
0.11 g |
- メチオニン |
0.036 g |
- シスチン |
0.028 g |
- フェニルアラニン |
0.13 g |
- チロシン |
0.077 g |
- バリン |
0.127 g |
- アルギニン |
0.117 g |
- ヒスチジン |
0.051 g |
- アラニン |
0.132 g |
- アスパラギン酸 |
0.301 g |
- グルタミン酸 |
0.277 g |
- グリシン |
0.122 g |
- プロリン |
0.104 g |
- セリン |
0.099 g |
水分 |
92.06 g |
ビタミンA相当量 |
264 μg (29%) |
- βカロテン |
3142 μg (29%) |
- ルテインおよびゼアキサンチン |
5650 μg |
ビタミンB1 |
0.034 mg (3%) |
ビタミンB2 |
0.076 mg (5%) |
ビタミンB3 |
0.902 mg (6%) |
パントテン酸(ビタミンB5) |
0.209 mg (4%) |
ビタミンB6 |
0.155 mg (12%) |
葉酸(ビタミンB9) |
68 μg (17%) |
コリン |
11.4 mg (2%) |
ビタミンB12 |
0 μg (0%) |
ビタミンC |
18 mg (22%) |
ビタミンD |
0 IU (0%) |
ビタミンE |
0.8 mg (5%) |
ビタミンK |
414.8 μg (395%) |
カルシウム |
177 mg (18%) |
鉄分 |
3.17 mg (25%) |
マグネシウム |
64 mg (17%) |
マンガン |
1.148 mg (57%) |
セレン |
0.3 μg (0%) |
リン |
56 mg (8%) |
カリウム |
295 mg (6%) |
塩分 |
4 mg (0%) |
亜鉛 |
0.81 mg (9%) |
%はアメリカにおける成人向けの
栄養摂取目標 (RDI) の割合。
出典: USDA栄養データベース(英語) |
バジリコ(伊:Basilico、学名:Ocimum basilicum)は、シソ科メボウキ属の一年草(本来は多年草だが日本では越冬できないので一年草として扱われる)。和名はメボウキ。英名のバジル(Basil)の名でも知られる。インド、熱帯アジア原産のハーブである。
日本においては、有名メーカー製の家庭用乾燥ハーブがバジルと称される一方で、産地及び料理からイタリア語の呼称、バジリコが使われることもある。
利用
葉
バジリコの利用法としてはジェノヴァ付近で作られるペスト・ジェノヴェーゼ(ジェノヴァのソース)が有名である。
日本では、ペスト・ジェノヴェーゼあるいは類似のソースを混ぜ込んだスパゲッティをバジリコ・スパゲッティ(スパゲッティ・バジリコ)とも呼ぶ。バジリコ・スパゲッティは、東京都港区のイタリア料理店『キャンティ』がまだバジリコが手に入らない頃、代用としてシソとパセリを使ってジェノヴェーゼ風に仕上げたのが始まりと言われている。現在では日本でもバジリコの生の葉や乾燥、粉砕した葉が容易に入手できるため、代用品を使う必要はなくなっている。
その他、トマトと相性がよいことでも知られる。新鮮なスイートバジルの葉とモッツァレッラチーズとトマトをあわせたサラダは、インサラータ・カプレーゼ(Insalata Caprese、「カプリ風サラダ」の意)といい、イタリアの国旗と同じ配色で、イタリアを象徴するサラダとなっている。ナポリピッツァの一つマルゲリータも、ピザの生地にモッツァレッラ、トマト、バジルの葉をトッピングしたものである。
また、台湾では「九層塔」(台湾語 カウツァンタッ Káu-chàn-thah、同時に北京語でも言われる)と称し、台湾料理の炒め物や台湾式鉄板焼にまるごと葉が一枚よく入れられる。同時にニンニクもよく使うところがイタリア料理と共通し、肉料理、魚料理にも用いられる。
タイ料理、ベトナム料理、カンボジア料理、インドネシア料理など、東南アジアでも使われる例がある。
種子
バジリコの種子はグルコマンナンを多く含むため、水分を含むと乾燥状態の約30倍に膨張し、ゼリー状の物質で覆われる。食物繊維を豊富に含むことからダイエット補助食品としても利用されている。日本には最初、種子が漢方薬として輸入された。ゼリー状の物質により目の汚れを取り去る目薬とされ、メボウキ(目箒)の名称が付いた。東南アジアとアフガニスタンでは、水に浸した種子をデザートや飲み物にする。
近縁種
- ブッシュバジル(Ocimum mininum)
- ヒメボウキ(O. canum)
- ワイルドバジル(Calaminthe clinopodium
- カミメボウキ(Ocimum tenuiflorum)
など
ギャラリー
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ウィキメディア・コモンズには、バジリコに関連するカテゴリがあります。 |
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ウィキスピーシーズにバジリコに関する情報があります。 |
ハーブ・香辛料 |
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Japanese Journal
- 香気成分と組織構造の比較解析による乾燥スィートバジルの品質評価
- 佐川 岳人,西 香菜子,納富 美穂,平岡 龍之,塚本 和巳,早川 和一
- 日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology 58(5), 222-228, 2011-05-15
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- 黄 雲
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