- 英
- 関
-deoxyribose
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- a sugar that is a constituent of nucleic acids
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/21 02:24:15」(JST)
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D-デオキシリボース |
デオキシリボフラノース |
IUPAC名 |
(2R,4S,5R)-5-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン-2,4-ジオール |
分子式 |
C5H10O4 |
分子量 |
134.13 |
CAS登録番号 |
[533-67-5] |
形状 |
白色結晶 |
融点 |
91 °C |
比旋光度 [α]D |
-58° |
SMILES |
C1C(C(OC1O)CO)O |
デオキシリボース (deoxyribose) またはD-デオキシリボース、2-デオキシリボースは、アルドース、ペントース及びデオキシ糖の一つでアルデヒド基を含む単糖である。リボースの2位のヒドロキシル基が水素に置換され、元より酸素原子が1つ減少した構造をしている。デオキシリボ核酸(DNA)の構成成分。
1929年にフィーバス・レヴィーンによって発見された。 五員環構造は特にデオキシリボフラノース(Deoxyribofuranose)と呼ばれる。
性質[編集]
弱い甘味を持つ白色の結晶で、水、エタノールによく溶けるがプロピルアルコールには難溶である。リボースより不安定で、酸と一緒に加熱するとレブリン酸(4-ケト-n-吉草酸)に分解する。また、リボースに比べて遙かにグリコシド結合を作りやすい。水溶液中では下図のようにフラノース形とピラノース形の平衡混合物として存在する。
核酸の中のデオキシリボース[編集]
核酸を構成するのはβ-フラノース形であり、それぞれの核酸塩基にN-グリコシド結合している。リン酸とは3'と5'の位置でホスホジエステル結合をしてポリヌクレオチドを形成する。
関連項目[編集]
- アラビノース
- リキソース
- リブロース
- キシロース
- キシルロース
炭水化物 |
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一般構造 |
アルドース · ケトース · ピラノース · フラノース
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立体構造 |
エピマー · アノマー · 変旋光
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単糖類 |
トリオース
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ケトトリオース(ジヒドロキシアセトン) · アルドトリオース(グリセルアルデヒド)
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テトロース
|
ケトテトロース(エリトルロース) · アルドテトロース(エリトロース、トレオース)
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ペントース
|
ケトペントース(リブロース、キシルロース)
アルドペントース(リボース、アラビノース、キシロース、リキソース)
デオキシ糖( デオキシリボース)
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ヘキソース
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ケトヘキソース(プシコース、フルクトース、ソルボース、タガトース)
アルドヘキソース(アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース)
デオキシ糖(フコース、フクロース、ラムノース)
|
|
ヘプトース
|
セドヘプツロース
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|
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マルチプル |
二糖類
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スクロース · ラクトース · マルトース · トレハロース · ツラノース · セロビオース
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|
三糖類
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ラフィノース · メレジトース · マルトトリオース
|
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四糖類
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アカルボース · スタキオース
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その他のオリゴ糖
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フラクトオリゴ糖(FOS) · ガラクトオリゴ糖(GOS) · マンナンオリゴ糖(MOS)
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多糖類
|
グルコース:グリコーゲン · デンプン(アミロース、アミロペクチン) · セルロース · デキストリン · グルカン(β1,3-グルカン)
フルクトース:フルクタン(イヌリン、レバンβ2→6)
N-アセチルグルコサミン:キチン質
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- 1F11-5 位置特異的アミノ酸飽和変異による2-デオキシリボース-5-リン酸アルドラーゼの基質特異性改変(酵素学,酵素工学,タンパク質工学,一般講演)
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- 日本生物工学会大会講演要旨集 平成18年度, 94, 2006-08-03
- NAID 110007322300
- 2C16-1 位置特異的アミノ酸飽和変異による2-デオキシリボース-5-リン酸アルドラーゼの基質特異性改変(1)(酵素学・酵素工学・タンパク質工学,一般講演)
- 則武 智哉,木村 昌博,河原崎 泰昌,岩崎 雄吾,吉田 洋一,中野 秀雄
- 日本生物工学会大会講演要旨集 平成17年度, 112, 2005-09-25
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★リンクテーブル★
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デオキシリボース
[★]
- 英
- 5-bromouridin-2′-deoxyribose BUdR
- 関
- ブロクスウリジン
[★]
- 英
- [[]]
- 同
- P-D-2-deoxyribose
- 関
- [[]]
- 同
- P-D-2-deoxyribose