- 英
- chicory、Cichorium intybus
WordNet
- the dried root of the chicory plant: used as a coffee substitute (同)chicory root
- perennial Old World herb having rayed flower heads with blue florets cultivated for its root and its heads of crisp edible leaves used in salads (同)succory, chicory plant, Cichorium_intybus
- root of the chicory plant roasted and ground to substitute for or adulterate coffee (同)chicory root
- crisp spiky leaves with somewhat bitter taste (同)curly endive
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉チコリ(ヨーロッパ産の植物;葉はサラダに用いる) / 〈U〉チコリの根(その粉末はコーヒーに加える)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/12 06:40:26」(JST)
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チコリー |
チコリー
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
目 |
: |
キク目 Asterales |
科 |
: |
キク科 Asteraceae |
亜科 |
: |
タンポポ亜科 Cichorioideae |
属 |
: |
キクニガナ属 Cichorium |
種 |
: |
チコリー C. intybus |
|
学名 |
Cichorium intibus L. |
和名 |
キクニガナ |
英名 |
chicory |
チコリー(英語:chicory、学名:Cichorium intybus)は、キク科の多年生野菜である。高さ60〜150cmで青い花を付けるものが多い。和名はキクニガナ(菊苦菜)、漢名は菊苣である。
目次
- 1 概要
- 2 利用
- 3 脚注
- 4 参考文献
- 5 関連項目
概要
原産はヨーロッパから中央アジアにかけての地域である。北アメリカに持ち込まれて帰化し、道路わきの雑草のなかにチコリーが生えているのを見ることができる。近縁種としてエンダイブ C. endivia がある。チコリーは多年草だがエンダイブは一年草である。
イタリアではチコリーの変種を栽培品種化したものの総称をラディッキオ(Radicchio)と呼ぶ。中でも赤い品種群はラディッキオ・ロッソと呼ばれ、高級食材とされている。主にヴェネト州で栽培され、結球品種や半結球品種、早生、晩成種などがある。日本ではフランス流のトレビスという名で流通している[2]。
日本ではチコリーをフランス語でエンダイブを指すアンディーブと呼ぶ場合があるなど、チコリーの仲間は名前の混乱や認識の齟齬が見られるので注意が必要である[3]。
利用
葉や根には独特の苦味があり、肥培した株から出させた芽を暗黒下で軟白栽培したものを、主にサラダとして賞味するほか、ソテーして付け合せにしたり、グラタン、リゾットなどに使う。根を炒ったものをコーヒーの風味づけや代用品にも使う。茶代用品(茶外茶)として飲むこともできる。
カフェデュモンドのコーヒーにはチコリーが配合されている。ベトナムコーヒーもチコリー入りが多い。コカコーラが発売している爽健美茶にも含まれており、2Lタイプなど、表記にもチコリーの文字が書いてあるものがある。
フランスおよびカナダではアンディーヴ(綴りは同じくendive)と呼ぶが、同じフランス語圏でもベルギーではシコン (Chicon) と呼ぶ。シコンのグラタンは代表的なベルギー料理のひとつである。
イタリアではチコーリア (cicoria) とよばれ、葉の部分は茹でて付け合わせ野菜として、先の柔らかい部分はプンタレッラ(puntarella)と呼ばれ、生のまま細く割いてサラダとして食されることが一般である。
ドイツでは薬効のあるハーブとして用いられている。
現在では日本でも国産のチコリーが生産されている。
脚注
- ^ 「episodio39:イタリア一美しく高価な野菜 ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ IGP タルディーボ」グストイタリア 2015年5月59日閲覧。
- ^ 八百屋塾2012「2012年9月9日 第6回 ~ 講演「イタリア野菜について」 トキタ種苗 大利根研究農場 開発育種部 中島紀昌氏」 東京都青果物商業協同組合 2015年5月59日閲覧。
参考文献
- 講談社編 『旬の食材:秋・冬の野菜』 講談社、2004年。ISBN 4062701367。
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、チコリーに関連するメディアがあります。 |
- チコリータ(この野菜をモデルに作られたポケモンの1種)
- 岐阜県中津川市(栽培が盛んで「ちこり村」という生産工場・直売施設がある)
Japanese Journal
- チコリの加工(イヌリン製造)と機能性について (特集 北の機能性作物の活用とアグリビジネス戦略)
- イテリメン語西部語南北方言とチュクチ・コリャーク諸語 : 語彙から見た接触・系統関係の再検討
- 小野 智香子,オノ チカコ,ONO Chikako
- 千葉大学ユーラシア言語文化論集 (16), 217-230, 2014-09
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