- 英
- slurry
- 関
- 泥状物
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- a suspension of insoluble particles (as plaster of Paris or lime or clay etc.) usually in water
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- (水と粘土・石灰あるいは石膏などの混合した)懸年液
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/04/02 03:56:12」(JST)
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泥漿(でいしょう)は、スラリー(slurry)やスライムとも呼ばれる懸濁体(けんだくたい)のことで、液体中に鉱物や汚泥などが混ざっている混合物のこと。粘性の強い(ドロドロとした)流動物であることが多い。
概要
泥漿またはスラリーは、主に工業分野で用いられる言葉で、製造業や土木分野で多く使われている。泥漿の"漿"の字は重湯(おもゆ)を指しており、重湯のような「液体に粒子が混ざり込んだ懸濁体」をこのように表している。一般的な濃度は濃厚であり、重湯のように稀薄ではない。ただ、土質工学のスラリーだけは含水率がかなり高い液体を指しており、本当にサラサラとした液体を表している。 なお、生コン・モルタルも泥漿の一種といえるが、これらは一般的には泥漿とされずに、区別されて認識されている。
泥漿は流動体であるため、型などに流し込んで液体を蒸発すれば思い通りに形成することができる。このため、複雑な形状の陶器をつくるための鋳込みに用いられる。
関連項目
- 鉱滓
- 汚泥
- スライム
- 液状化現象
- ダイラタンシー
- 二次電池 - 充電池のうち、リチウムイオン二次電池やニッケル・カドミウム蓄電池に用いられる高分子ポリマーなどゲル状の電解液をスラリーと呼ぶ。
- 含水爆薬
参考文献
- 土木用語大辞典 出版:技報堂出版 編者:社団法人 土木学会 ISBN 4765510042
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Japanese Journal
- スラリー式TBMトンネルの施工 : シールドトンネル (特集 トルコ150年の夢 : アジアとヨーロッパを結ぶ海峡横断鉄道トンネル)
- 今石 尚,稲積 教彦,湯上 繁信 [他]
- 基礎工 = The foundation engineering & equipment, monthly : 土木・建築基礎工事と機材の専門誌 42(1), 69-75, 2014-01
- NAID 40019930549
- 小型機械による大口径機械攪拌工法 : MITS工法 CMSシステム (特集 基礎工・地盤改良)
- 牧薗 博文,角 和樹,三浦 哲彦
- 建設機械施工 = Journal of JCMA : 一般社団法人日本建設機械施工協会誌 65(12), 63-68, 2013-12
- NAID 40019925739
- 佐藤根 大士,高瀬 篤志,飯村 健次 [他]
- 粉体に関する討論会講演論文集 = Preprint of the Symposium on Powder Science and Technology 51, 56-59, 2013-09-12
- NAID 40019789731
Related Links
- スラリー スラリー slurry (1) 湿式法でセメントを製造する際,原料の石灰石,粘土に水を加えて粉砕した泥状物をさす。これをよくかき混ぜて,成分を調節したうえ,回転窯で焼成してセメントをつくる。 (2) 輸送などのため,石炭や ...
- 液体の中に固体を混ぜ合わせたものを「スラリー液」といいます。その固体の大きさ、重さ、硬さ、混合される分量、また形状が尖っているのか丸いのか・・・などがスラリー液を移送する際の重要な要素であり、それによって最適な ...
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