- 英
- dimorpholamine
- ラ
- dimorpholaminum
- 商
- テラプチク
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/19 06:14:08」(JST)
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ジモルホラミン
|
臨床データ |
胎児危険度分類 |
? |
法的規制 |
? |
識別 |
ATCコード |
? |
KEGG |
D01607 |
化学的データ |
化学式 |
C20H38N4O4 |
ジモルホラミン(英:dimorpholamine)とは呼吸興奮薬の1つ。直接ないし末梢化学受容器を介して延髄および橋の外側網様体に存在する呼吸中枢を興奮させる。中枢抑制薬による呼吸抑制の治療などで使用される。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
Japanese Journal
- ジモルホラミンの交感神経様作用に関する研究〔博論要旨〕
Related Links
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- ジモルホラミンとして、通常成人1回30〜60mg(1回2mL〜4mL)を皮下又は筋肉内注射する。 新生児には1回7.5〜22.5mg(1回0.5mL〜1.5mL)を皮下又は筋肉内注射する。 なお、年齢、症状により適宜増減し、必要に応じ反復投与する ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- 本剤は、下記の成分を含有する無色澄明な注射剤で、ワンポイントカットのアンプルに充てんされている。
有効成分:ジモルホラミン
添加物:塩化ナトリウム
添加物:クエン酸水和物
添加物:水酸化ナトリウム
効能または効果
下記の場合の呼吸障害及び循環機能低下
- 新生児仮死、ショック、催眠剤中毒、溺水、肺炎、熱性疾患、麻酔剤使用時
- ジモルホラミンとして、通常成人1回30〜45mg(1回2mL〜3mL)を静脈内注射する。
新生児には1回7.5〜15mg(1回0.5mL〜1mL)を臍帯静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減し、必要に応じ反復投与するが、1日量250mgまでとする。
慎重投与
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
〔痙攣閾値を低下させる可能性がある。〕
薬効薬理
呼吸興奮作用
- 本薬は、延髄の呼吸中枢に作用して、呼吸興奮を起こし、抑制された呼吸を回復する。臨床試験、ウサギなどを用いた実験により、呼吸数の増加は軽度であるが、吸気の深度を増大して1回換気量を増加することが証明されている。4) 5) 6) 7)
循環賦活作用
- 本薬は、交感神経系の興奮により、血圧上昇作用を示す。さらに、心筋収縮力の増強作用もあり、減弱した循環機能を賦活することが、イヌ、ネコなどを用いた実験により確認されている。6) 7) 8) 9)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
化 学 名
- N, N′‐Ethylenebis(N‐butylmorpholine‐4‐carboxamide)
分 子 式
分 子 量
構 造 式
物理化学的性状
- ジモルホラミンは白色〜淡黄色の結晶性の粉末、塊又は粘性の液である。本品はエタノール(99.5)又は無水酢酸に極めて溶けやすく、水にやや溶けやすい。
本品1.0gを水10mLに溶かした液のpHは6.0〜7.0である。
本品は吸湿性である。
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