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- cideferron
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- フェリコン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 腎性貧血に投与した3種類の静注用鉄剤の治療効果の比較検討
- 今田 直樹,清水 輝記,大西 彰,森田 壮平,森 優,小山 正樹,青木 正,畑 佳伸,田中 善之
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 41(4), 237-243, 2008-04-28
- … がないと一般的に考えられている.しかし,当院では静注用鉄剤を含糖酸化鉄からシデフェロンに変えた時に変化がおこることを経験している.認められた変化は予想を上回る血清フェリチン値の上昇,鉄剤の投与量およびrHuEPO投与量の減少であった.今回,同一患者に3種類の静注用鉄剤(含糖酸化鉄,シデフェロン,コンドロイチン硫酸鉄コロイド)をそれぞれ1年間投与して各鉄剤投与期間のヘ …
- NAID 10021274401
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- 2006年12月8日 ... シデフェロン120.2mg 中に、鉄として50mg 含有. 一般名. 和名 : ..... シデフェロンは、鉄 含量が高く、かつ安定性の優れた静注用鉄剤「フェリコン」として、 ... 規格:1 管 2mL 中 、鉄として 50mg に相当するシデフェロン 120.2 mg を含有する。
- 1988年9月. シデフェロン製剤. 【禁忌】(次の患者には投与しないこと). ⑴重篤な肝障害 を有する患者. 〔増悪するおそれがある。〕 ⑵鉄欠乏状態にない患者. 〔鉄過剰をきたす おそれがある。〕 ⑶鉄注射剤に対し過敏症の既往歴のある患者. 【組成・性状】. 販売名 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量(1管2mL中)
- (シデフェロン120.2mg中に)鉄として50mg含有
添加物
禁忌
重篤な肝障害を有する患者
鉄欠乏状態にない患者
鉄注射剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記の場合の鉄欠乏性貧血
- (急・慢性出血による貧血、本態性低色素性貧血等)
- 鉄剤の経口投与が無効の場合、又は経口投与によってヘモグロビン値が満足すべきほど上昇しない場合。
- 鉄剤の経口投与が禁忌の場合、あるいは不耐容性の場合(たとえば消化器潰瘍のある場合、消化不良症状がある場合等)。
- 大量あるいは頻回の失血により鉄欠損があって、鉄の急速な補給を必要とする場合。
- 通常成人1日2.0〜4.0mL(鉄として50〜100mg)をそのまま、又は、5〜20%ブドウ糖液又は5〜20%果糖液10〜20mLに用時希釈し、2〜3分間かけて徐々に静脈内注射する。
点滴静注を行う場合は、5%ブドウ糖液、5%果糖液又はラクトリンゲル液200〜300mLに用時混合し、約1時間かけて点滴静注する。
投与総量は患者の体重及びヘモグロビン値に基づき算出する(中尾式による)。1)
投与総量(鉄としてのmg)
=〔2.7(15−治療前患者ヘモグロビン量g/dL)+17〕×(体重kg)
又は、投与総量(鉄としてのmg)
=〔0.4(100−治療前患者ヘモグロビン値%Sahli)+17〕×(体重kg)
- 〈参考〉必要アンプル本数(必要鉄量mg)
Hb値15g/dLを100%とする。
| 投与前Hb値 (g/dL) 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
体重(kg) 20 | 17 (880) | 16 (830) | 15 (770) | 14 (720) | 13 (660) | 12 (610) | 11 (560) | 10 (500) |
30 | 26 (1320) | 24 (1240) | 23 (1160) | 21 (1080) | 20 (1000) | 18 (920) | 16 (830) | 15 (750) |
40 | 35 (1760) | 33 (1650) | 30 (1540) | 28 (1440) | 26 (1330) | 24 (1220) | 22 (1110) | 20 (1000) |
50 | 44 (2200) | 41 (2070) | 38 (1930) | 36 (1800) | 33 (1660) | 30 (1530) | 27 (1390) | 25 (1260) |
60 | 52 (2640) | 49 (2480) | 46 (2320) | 43 (2150) | 39 (1990) | 36 (1830) | 33 (1670) | 30 (1510) |
70 | 61 (3080) | 57 (2890) | 54 (2700) | 50 (2510) | 46 (2320) | 42 (2140) | 39 (1950) | 35 (1760) |
80 | 70 (3520) | 66 (3300) | 61 (3090) | 57 (2870) | 53 (2660) | 48 (2440) | 44 (2220) | 40 (2010) |
慎重投与
重篤な腎障害を有する患者
経口鉄剤を服用していた患者
蕁麻疹、湿疹、喘息のあらわれやすい患者
発作性夜間血色素尿症の患者
重大な副作用
ショック
(0.1%未満)
- ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理学的特徴
- 静注された本剤は、血中に鉄イオンを遊離することなく主として肝網内系へ速やかに取り込まれ、そこで処理されたのち生理鉄として体内利用される。2)
造血作用
- 瀉血貧血家兎及びラットに1日1回本剤(鉄として5mg/kg)を連日静注したところ、投与5日目から生理食塩水投与の対照群に比べ有意にヘモグロビン値が上昇した。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
組成
- デキストリン及びクエン酸が配位した水酸化第二鉄の高分子錯体
分子量
性状
- 褐色の粉末で、におい及び味はない。エタノール、アセトン、エーテル又はベンゼンにほとんど溶けない。水には徐々に溶ける。
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