- ラ
- Lamiaceae、Labiatae
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- a large family of aromatic herbs and shrubs having flowers resembling the lips of a mouth and four-lobed ovaries yielding four one-seeded nutlets and including mint; thyme; sage; rosemary (同)family Labiatae, Lamiaceae, family Lamiaceae, mint family
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/02 10:51:17」(JST)
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シソ科 |
ホトケノザ(Lamium amplexicaule)
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
目 |
: |
シソ目 Lamiales |
科 |
: |
シソ科 Lamiaceae |
|
学名 |
Lamiaceae Martynov |
タイプ属 |
Lamium L. |
属 |
|
レモンバーム(
Melissa officinalis)
ヒメオドリコソウ(
Lamium purpureum)
シソ科 (Lamiaceae) はシソ目に属する植物の科の一つ。
シソのほか、バジル、ミント、ローズマリー、ラベンダー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなど多くのハーブを含むほか、サルビア、ムラサキシキブ、アジュガなど非芳香性の品種も園芸品種として栽培される。低木やつる性の種もある。
シソ科の植物には抗変異原性があるものが多い[1]。
葉は対生で、精油を含むため香気に富むものが多い。茎の断面は正方形のものが多い。花は左右相称で5枚の花弁(合弁)と萼がある。普通、両性花をつける。果実は4個に分かれ種子を1個ずつ含む。
目次
- 1 保留名について
- 2 下位分類
- 3 系統
- 4 脚注
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
保留名について
シソ科は大きく重要な科であるため、その特徴として花弁の形が唇状であることから、新エングラー体系までは学名としてLabiataeが用いられ、昭和中期までその訳語として唇形科(しんけいか)または「くちびるばな科」がもちいられていた。APG植物分類体系では、すべての植物の科名が、典型属に由来するものに改められ、シソ科もオドリコソウ属Lamiumに由来するLamiaceaeに改められた。
しかし長年使われてきたLabiataeを廃止すると混乱が起きるため、保留名として旧名が認められており、最新の書籍でも保留名と新名が併記されていることが多い。
下位分類
約250属7000種を含む。7つの亜科と、それに含まれない幾つかのクレードから構成される[2]。
- ムラサキシキブ属 Callicarpa
- Prostantheroideae - 14属250種
- Prostanthereae
- Chloantheae
- Symphorematoideae - 3属24種
- ハマゴウ亜科 Viticoideae - 4属285種
- Tectona clade - 7属110種
- チーク属 Tectona
- ハマクサギ属 Premna
- キランソウ亜科 Ajugoideae - 約30属1000種
- キランソウ属 Ajuga
- クサギ属 Clerodendrum
- カリガネソウ属 Caryopteris
- ルリハッカ属 Amethystea
- ニガクサ属 Teucrium (ウォールジャーマンダー)
- イヌハッカ亜科 Nepetoideae - 約110属3600種
- ナギナタコウジュ連 Elsholtzieae
- シモバシラ属 Keiskea (シモバシラ)
- ナギナタコウジュ属 Elsholtzia (ナギナタコウジュ)
- ヤマジソ属 Mosla
- シソ属 Perilla (シソ、エゴマ)
- ラベンダー連 Lavanduleae
- ハッカ連 Mentheae
- カワミドリ属 Agastache
- イヌハッカ属 Nepeta
- オレガノ属 Origanum (オレガノ、マジョラム)
- ハッカ(メンサ)属 Mentha (ミント)
- ムシャリンドウ属 Dracocephalum
- カキドオシ属 Glechoma
- ヤナギハッカ属 Hyssopus
- ウツボグサ属 Prunella (ウツボグサ)
- シロネ属 Lycopus
- ラショウモンカズラ属 Meehania (ラショウモンカズラ)
- セイヨウヤマハッカ属 Melissa (レモンバーム)
- ヤグルマハッカ属 Monarda
- アキギリ属(サルビア属) Salvia (サルビア、セージ)
- キダチハッカ属 Satureja (セイバリー)
- ローズマリー属 Rosmarinus
- イブキジャコウソウ属 Thymus (タイム、イブキジャコウソウ)
- トウバナ属 Clinopodium トウバナ、クルマバナ
- メボウキ連 Ocimeae
- ヤマハッカ属 Isodon
- イガニガクサ属 Hyptis
- メボウキ属 Ocimum (バジル)
- Solenostemon - コリウス
- Plectranthus - コレウス・フォルスコリ
- Garrettia
- タツナミソウ亜科 Scutellarioideae - 5属380種
- オドリコソウ亜科 Lamioideae - 約70属1200種
- イヌゴマ属 Stachys (チョロギ)
- スズコウジュ属 Suzukia スズコウジュ
- オドリコソウ属 Lamium (ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オドリコソウ)
- チシマオドリコソウ属 Galeopsis
- ジャコウソウ属 Chelonopsis
- ミズトラノオ属 Pogostemon (ミズトラノオ、ポゴステモン・ヘルフェリー)
- テンニンソウ属 Leucosceptrum (テンニンソウ)
- メハジキ属 Leonurus
- マネキグサ属 Loxocalyx
- ヤンバルツルハッカ属 Leucas ヤンバルツルハッカ
- ニガハッカ属 Marrubium
系統
次のような系統樹が得られている[2]。
脚注
- ^ 野菜類およびキノコ類の抗変異原性について、上田 成子ほか、日本食品工業学会誌、Vol. 38 (1991) No. 6
- ^ a b Jan Thomas Johansson. “Lamiaceae”. The Phylogeny of Angiosperms. 2014年5月4日閲覧。
関連項目
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外部リンク
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