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- 1. デュピュイトラン拘縮dupuytrens contracture [show details]
…aponeurotomy alone . Collagenase therapy can be used in patients with the same contractures as in patients who undergo surgery but who prefer a nonsurgical approach. Collagenase injection therapy is most …
- 2. ペイロニー病:診断と内科的マネージメントpeyronies disease diagnosis and medical management [show details]
…medical management for PD has improved since the US Food and Drug Administration (FDA) approval of collagenase Clostridium histolyticum (CCH) injection in 2013. In most cases, medical management should be initiated …
- 3. 創傷マネージメントの基本原則basic principles of wound management [show details]
…rates are not improved with the use of most topical agents, including debriding enzymes . However, collagenase may promote endothelial cell and keratinocyte migration, thereby stimulating angiogenesis and epithelialization…
- 4. 慢性創傷の治療の概要overview of treatment of chronic wounds [show details]
- 5. 慢性関節リウマチにおける滑膜異常synovial pathology in rheumatoid arthritis [show details]
…of collagenase mRNA in three patients with RA in one report . In a pilot clinical trial of N-[4-hydroxyphenyl] retinamide, however, there was no decrease in mRNA for metalloproteinases collagenase or stromelysin …
Japanese Journal
- 当科におけるDupuytren拘縮に対するコラゲナーゼ注射の治療成績
- 園田 裕樹,髙崎 実,大森 康宏,畑中 均
- 整形外科と災害外科 68(4), 763-766, 2019
- <p>Dupuytren拘縮に対しては従来手術療法が行われてきたが,2015年にコラゲナーゼ注射治療が認可され当院でも施行している.今回,注射治療後3ヶ月以上経過追跡可能であった10例11指について治療成績を検討した.症例は全例男性で,平均年齢は72歳,平均経過観察期間は6.5ヶ月だった.罹患指は中指2指,環指2指,小指7指で,拘縮の主要関節はMP関節であったものが7指,PIP関節であ …
- NAID 130007762779
- ペロニー病に対する新たな治療 : ザイヤフレックス(本邦適応外薬)
- 福原 慎一郎,竹澤 健太郎,木内 寛,宮川 康,野々村 祝夫
- 腎臓内科・泌尿器科 = Nephrology & urology 8(3), 262-266, 2018-09
- NAID 40021681116
- 山本 美知郎,平田 仁
- Loco cure = ロコキュア : 運動器領域の医学情報誌 3(1), 54-57, 2017-02
- NAID 40021165457
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- このサイトは、ザイヤフレックスによる治療を受けた、もしくは治療を予定している患者さんを対象に、ザイヤフレックスによる治療の注意点と安全性に関わる情報を患者さんに提供することにより、ザイヤフレックスの適正使用を図る目的で作成しております。
- ザイヤフレックス注射用の主な効果と作用 コラーゲンを分解する働きがあります。手の指が曲がったまま伸ばせなくなる状態を改善するお薬です。 ザイヤフレックス注射用の用途 デュピュイトラン拘縮 ザイヤフレックス注射用の副作用
- この情報は KEGG データベースにより提供されています。 日米の医薬品添付文書はこちらから検索することができます。 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ザイヤフレックス注射用 XIAFLEX Inj. 旭化成ファーマ 2900401D1020
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ザイヤフレックス注射用
組成
成分・含量(1バイアル中)
- コラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)0.9mg注1)
添加物(1バイアル中)
- 精製白糖18.5mg、トロメタモール1.1mg、pH調節剤
- 注1)本剤1バイアルに所定量の専用溶解用液を加え溶解した薬液をシリンジで所定量投与する場合、投与される薬液はコラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)として0.58mgを含む。
禁忌
効能または効果
- 本剤の投与は、デュピュイトラン拘縮に関する十分な知識と治療経験を有し、講習を受け、本剤の安全性及び有効性を十分理解し、本剤による治療方法に関し精通した医師が行うこと。
- 本剤による治療は触知可能な拘縮索に対して行うこと。
- 通常、成人には、コラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)として0.58mgを中手指節関節又は近位指節間関節の拘縮索に注射する。効果が不十分な場合、投与した拘縮索に対する追加投与は1ヵ月間の間隔をあけ、最大3回までとすること。
- 本剤の溶解液量及び投与液量は、中手指節関節(MP関節)と近位指節間関節(PIP関節)の拘縮索では異なる。本剤の溶解液量及び投与液量は、下記に従うこと。下記に従って溶解液を調製し、投与液量を採取した場合、投与液量にはコラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)として0.58mgが含まれる。[調製方法は、「適用上の注意」の項参照]
本剤の溶解液量及び投与液量
治療関節:中手指節関節(MP関節)
治療関節:近位指節間関節(PIP関節)
- 本剤を投与する際の前処置として、局所麻酔をしないこと。[局所麻酔作用により拘縮索以外の腱や神経などへの誤穿刺が隠蔽されるおそれがある。]
- 本剤を投与する際は投与液量を3分割し、約2〜3mmの間隔をあけて、3ヵ所に分けて投与すること。
- 本剤はデュピュイトラン拘縮の原因となっている拘縮索のみに投与すること。[本剤はコラーゲン加水分解作用を有するため、手の腱や靭帯等のコラーゲン含有組織に作用すると、腱断裂、靭帯損傷等が起きるおそれがある。]
- 本剤は皮膚と癒着していない箇所の拘縮索に投与すること。[皮膚裂傷が起きるおそれがある。]
- 本剤を投与する際の注射針の刺入深度は、皮膚表面より2〜3mm以内とすること。
- 拘縮索が複数存在し、異なる拘縮索に対して本剤を投与する場合でも、投与間隔は1ヵ月間あけること。
- 小指の近位指節間関節(PIP関節)の拘縮索に本剤を投与する場合には、手掌指皮線から遠位側に4mm以上離れた部位には投与しないこと。
慎重投与
- 血液凝固障害のある患者あるいは抗凝固剤又は抗血小板剤(150mg/日以下のアスピリンを除く)を投与中の患者[斑状出血、挫傷による出血、注射部位出血等を助長するおそれがある。]
重大な副作用
腱断裂、靭帯損傷
(頻度不明注))
- 注射部位の腱断裂、靭帯損傷等が起こることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
皮膚裂傷
(頻度不明注))
- 皮膚裂傷が起こることがあるので、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー
(頻度不明注))
- アナフィラキシーがあらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
- 本薬は、コラーゲン分解作用3,4,5,6)により沈着コラーゲンを分解して拘縮索の破断強度を低下させる7)。
効力を裏付ける薬理作用(in vitro)
コラーゲン分解作用8)
- 本薬は、クロストリジウム属由来のクラスI及びクラスIIコラゲナーゼを質量比1:1で含有する。クラスI及びクラスIIコラゲナーゼは、ラット尾由来I型コラーゲンをそれぞれ異なる分子量の断片に分解する。
クラスI及びクラスIIコラゲナーゼを混合させた場合、それぞれを単独で作用させた場合の分解産物がさらに分解される。また、総酵素量が同量の場合、クラスIコラゲナーゼを単独で作用させた場合よりも、混合物を作用させた場合の分解活性が高いことが示されている。
ヒト摘出拘縮索に対する作用7)
- 本薬注入部位でコラーゲンの分解を認めた。本薬注入により、拘縮索の破断強度の低下を認めた。また、拘縮索の引張変形に必要な応力を示す引張弾性係数の低下も認められている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- コラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)(JAN)
本質
- コラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)は、Clostridium histolyticumが産生するクラスI及びクラスIIコラゲナーゼの混合物である。クラスI及びクラスIIコラゲナーゼは、それぞれ、1,008個及び991個のアミノ酸残基からなるタンパク質である。